パーマヘアを失敗しない方法(カット編)
パーマはカットでコントロール
希望のパーマにかからない、パーマがすぐ落ちいんたてしまうなどと、
想い描いたパーマの感じや質感はすべてカットがベースになっています。
では、カットといってもベースを切るだけでは思ったようにはなりません。
『隙バサミ』の幅や長さの大小によって量感を整えます。
重さや軽さなどGグラデションLレイヤーSセイムレイヤーの三層からなっています。
この3つの要素と外部(エクスターナ)ライン、内部(インターナ)ライン、
で構成されパーマの基本ベースから希望のパーマヘアが可能になってきます。
パーマを失敗しない方法の原則(ベース)
1.隙バサミに幅や長さの大小によって量感を整えます。
2.GグラデションLレイヤーSセイムレイヤー組み合わせ。
3.外側のヘムラインと内側のラインから構成します。
この3点がパーマの質感などを表現する大切な要素となってきます。
カタチが思うようにならない場合は1点でも欠けると、
パーマヘアの失敗になる要因となります。
カットの他は髪の状態・ケミカル・施術内容がカギ
■髪の状態
髪の状態は毛髪診断や施術略歴などの総合判断をして、
適切な処置を行うことです。
傷んだ髪質と健康毛では施術内容が大きく変化します。
そのうえでケミカル(薬剤の種類)やロットの選定や、
ともなうテンション(引っ張る力)やスライス幅がポイントになってきます。
■ケミカル
傷んだ人にはパーマ液は傷まないタイプの薬剤を選択し、
髪に負担のかからない髪質に合ったものを選びます。
健康毛も同様に選択します。
■施術内容
ロットの選定や放置時間などパーマヘアではかかせないものになります。
ヘアデザインの希望によってスライス幅やテンションなど調整します。
クリープパーマ・水巻(パーマを巻いたあとパーマ液塗布)・前処理など、
髪質に合わせてパーマヘアをコントロールします。
作業内容をしっかりこなしていけば希望のパーマヘアが手にいれることが可能です。
上記のことがパーマヘアを失敗する確認材料となります。
ほかに考えられる理由としては、美容師さんのセンスが重要ですので、
自分にあった美容師との出会いも重要のひとつです。