美容室でパーマがとれてしまう理由と改善策
失敗しないパーマ施術と改善策
美容室でパーマがすぐにとれる、パーマがかかりすぎなど、
希望のパーマにかからないのはには理由があります。
毛髪診断、カット、ケミカル(薬品)、ロッドのテンション(引っ張る力)、
スライス幅などが主な理由になります。
パーマがとれてしまう理由と改善策をまとめてみました。
目次
1.パーマがかからない髪質の原因
毛髪診断からのパーマ対策
●髪の硬さ
●髪の重さ
2.カット(隙バサミ)からの対策
●隙の重要性
3.ロッドのテンション・スライスからの対策
●髪質からのパーマ施術
4.まとめ
パーマがかからない髪質・パーマをかかりやすい状態にする技法
■毛髪診断
髪の硬さ・髪の重さ・ロッドのテンションを施術前に毛髪診断します。
大別して髪の状態をみて判断します。
●髪の硬さ
まずはカットの隙を基本の通りにいれていくことにより薬剤の浸透が良くなります。
硬い人はキューティクルが厚いのかかりにくい原因です。
まずはカットで薬剤の浸透しやすくすることによりパーマもかかります。
ほとんどの場合髪が硬いのに普通毛と同じでは施術するとかかりません。
薬剤の量を多めに塗布すると良いでしょう。
●髪の重さ
髪が重いイコール!水分や油分が髪の中に十分あり健康な髪質である。
薬剤もキューティクルの毛小皮が厚く浸透をしずらく、パーマがかからないのもそのためです。
一番外側の毛小被を浸透すれば毛皮質から薬剤が反応して、パーマのかかりも良くなります。
水分・油分が多いため薬剤の浸透が早くなります。
キューティクルが厚いため髪の硬い人はかかりずらく、
いったん髪の内部(油分・水分が多い)ので、
薬剤が浸透すると早くパーマがかかる特長があります。
カット(隙バサミ)
パーマのかからない理由としてはカットの隙が大きなウェートをしめています。
カットの隙バサミの基本は、中間から毛先にかけて細くなるようにいれていきます。
髪が多い場合は根本からでも隙いてもOKです。
なぜ、隙バサミがパーマのかかりに影響する理由。
●パーマをかけるとボリュームがでるので、ボリュームを迎えるために必要になってきます。
●経験の浅い美容師さんがカットの隙を理解が足らないため、
隙が甘くしかもロッド選定が太くかからない。
この2点がパーマのかからない理由としての原因です。
ロッドのテンション
パーマがかかりすぎる原因としてはロッドのゴムや、
テンション(引っ張る力)が強すぎることがあります。
とくに髪が細い人ややわらかい人に多く、それが原因の一つとして上げられます。
逆に、髪が硬い人にはテンションが弱いとパーマはとれてしまいます。
パーマが思ったようにかけるためには、
テンションとやスライス幅(ロットと同じ幅)を工夫することがカギになります。
髪質にたいしての対策は薬剤(ケミカル)の選択をポイントに、
傷んでいる方は髪の乾燥しているので、薬剤の浸透が良くかかりすぎることがあります。
水分や油分が少ないと過剰に髪が反応します。
ペーハーの軽いコスメやシスなどパーマはおすすめです。
髪の状態によっては水巻なども良いでしょう。
パーマのかかりすぎを防ぐ役目があります。
髪質によって適切な薬剤をつかうことで、
パーマが希望のパーマにかけることができます。
まとめ
現在は薬剤の化学的な進歩が進み、髪が傷まず、刺激が弱く、美しくかかるパーマがキーワードです。
髪型や髪質にあったタイプを使うことが可能になっています。
カット技術などもパーマのデザインにあわせた施術があり、
希望のパーマが表現できるようになっています。
ケミカルな部分では前処理やクリープパーマなどで、
髪をピュアな状態にしてかける施術が、
かかりが悪い人などに効果を発揮します。
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