現役美容師の美容室で失敗しない魔法術
希望の髪型を伝える魔法術
髪型を美容師さんに伝えるのはとてもむずかしいことですネ!
髪型は希望や髪質によっても伝え方が変わります。
そんな中メニューごとにプロの目からみたいわゆる要点があります。
担当美容師に髪型を伝えることと、プロからのアドバイスを付け加え、
各メニューに分けて要点をまとめて説明します。
まとめ
1.カットのワンポイント
2.パーマのワンポイント
3.ヘアカラーワンのポイント
4.まとめ
カットのワンポイント
たとえばa美容室とb美容室で同じ価格でカットをしても、
髪型のラインやデザインが異なります。
髪型を伝わっていることで希望の髪型になるわけですが、
なぜこのような”差”がでてくるのでしょう?
画像や雑誌の切り抜きをもって伝える。
画像や雑誌を見せ髪型を伝えるだけではなく、口頭で具体的に説明することです。
『カッチリ』とした髪型が好き、『自然な質感が好き』のような無造作な仕上げが好き・・・
など具体的に説明するようにします。
伝えるための手段として『画像や雑誌で担当美容師に伝える』
重点のポイントが伝わらない場合があります。
こんな場合には・・・
お客様の希望→カッチリとした重めが好き・・・美容師→硬い重めの切り口でカットします。
お客様の希望→自然な質感が好き・・・美容師→やわらかい質感にするため、
不揃いで軽めのポイントカットに(ギザギザにカット)します。
カンタンな具体的な表現により美容師に伝わります。
☆☆必ず画像や雑誌だけではなく具体的な説明を加えて下さい。
*伝わっていても希望の髪型ができない場合は、単なる美容師の技量不足が原因です。
パーマのワンポイントアドバイス
カットと同様に画像や雑誌を美容師に見せただけでは、
希望の髪型にならない場合があります。
具体的にいままで例ーすぐパーマがおちる、かかりすぎるなど施術により、
施術の略歴を説明すると失敗するリスクがなくなります。
その他には髪質や髪の状態により判断します。
髪質についての問題と対応を2点説明します。
髪のクセのない人
髪のクセがない人はパーマがとれやすい人が多いようです。
プラス髪が多いとその分パーマもとれやすくなります。
しかも髪が多い場合かかりすぎると広がって収まりがつかないからです。
でもすぐパーマがとれるのでかかり具合をむずかしくしています。
☆☆ 髪のクセのない人はロッドは普通の太さでしっかりパーマをかける
*パーマがかかりすぎが嫌な場合は、始め太目のロッドでしっかりパーマをかけ、
1-2カ月後のパーマの状態をみてロッド選定を決めていくのも良いでしょう。
髪にクセのある人
パーマがかかりやすい人が多いようです。
クセも見た目でわかる人、見た目ではわからない人、いずれもパーマがかかりやすいです。
見た目クセ毛に見えない人でもパーマがのかかりが良いので注意して下さい。
ロッドは太目でかけてほうが希望のウェーブ感がでてきます。
☆☆ロッドは太目でテンション(引っ張る力)は弱め。
で巻くことでキレイなウェーブ感が得られます。
パーマはその他に髪の状態やケミカル(薬剤)な部分などで、
施術方法など変わってきますので担当美容師の力量が左右します。
ヘアカラーのワンポイントアドバイス
ヘアカラーは毛髪診断や色のレシピをいかに組み合わせていくかが結果に反映します。
髪質によって似合う色がありメラニンの赤が多い人はアッシュ(グリーン)はでてきません。
特に明るいヘアカラーにした場合は出ずらくなります。
元が赤いメラニンに覆っているため色素が残り鮮やかが出てきません。
こんな場合はベージュー系のミルキーカラーがおすすめです。
明るくしてもほんのり赤味のあるヘアカラー(赤が多いメラニンの人)がよく合います。
*尚、一度ブリーチして脱色した状態であればアッシュでも色は入ります。
メラニン色素の色や肌の色と髪質を総合的に考えヘアカラーします。
☆☆髪質・メラニン・肌を総合的に考え配色しましょう。
*総合的に考えプロとして適切な判断を下すのは要因は、
美容師のヘアカラーの知識と経験がポイントになってきます。
まとめ
髪型が伝わっていないことで嫌な思いをなされた人はたくさんいっらしゃると思います。
美容師としてもけしてそんな気はないのですが、
伝わっていないことが原因が一つであること。伝わっていれば希望の髪型になった訳です。
口頭で伝え具体的に髪型をカンタンに要点のみ説明することです。
会話で説明し話を聞いてもらうことにより失敗するリスクは低くなります。
流山セントラルパーク駅1分 ヘアサロンウェーブ
ブログで美容情報を更新している流山市にある美容室