美容室のベースカットの原理
六つの切り口による基本原理
お客さまに合わせる骨格や輪郭などに合わせるヘアスタイルにはベースが基本。
それには正しい切り口やコントロールが重要になってきます。
グラデションやレイヤーの切り口、カットを行う場合の基本となるオンベースの切り方、
そしてオーバダイレクションによるパネルコントロールの基本原理を理解しましょう。
目次
01グラデション
02レイヤ
03オンザベース
04オーバダイレクション
05まとめ
グラデション
Gradation
切り口の上下の長さの差が小さいもをハイグレデション、上下の長さの差が大きいものをヘビーグラデション、
その中間をローグラデションと読んでいる。上が長くなる程、
毛の量なりが多くなるので重くなり、上下の長さに差がないと軽さが出てくる。
サイドの耳上部分や頭のぼんのクボ部分などのアンダー部分に使われるグラデション
ミディアムヘアのミドル部分やサイドのつながりの部分に使われるローグラデション
レイヤー
切り口の上下の長さが同じものをセイムレイヤー、長さの差が小さいものをローレイヤー、
長さの差が大きいものをハイレイヤーと呼んでいる。
セイムレイヤーから、ハイレイヤーになるのに従って、
切り口に角度がつき量感が取れるので、軽さが出てくる。
■セイムレイヤー
頭に対して平行にカットするレイヤーの基本系
■ローレイヤー
ミドルのつなぎめ部分などにつかうことが多い
■ハイレイヤー
トップ部分の軽さや動きを出す部分につかうレイヤー
オンザベース
オンザベースとは頭皮に対して90°にパネルを引き出します。
上下左右どこから見ても90°に引き出した状態のことをいう。
上下、左右どちらかの一方が90°になっていればオンザベースとも受け取れますが、
パネルの中心がスポーク(円柱)の中心にもっていきシェープしてカットします。
オンザベースを正しく認識することにより、オーバダイレクションのコントロールが可能になる。
オーバダイレクション
■オーバダイレクションの使い方
頭皮に対して90°にでパネルを引き出すことをオンザベースと呼ぶのに対して、
前後・左右に対してのパネルを引き出すことをオーバダイレクションという。
スポークの(円柱)の中央にカット『オンザベース』を勉強しましたが、
頭のカタチのクボミをつなげる時につかうテクニック。
特に使う場所は耳回り後ろ部分です。この場所ははスポーク状に切ることで、
耳回りが”穴”があいてしまうケースがあります。
このような場合スポーク状をずらすことで長さをつなげることができます。
前下がりのグラデションボブや、フロント部分を重めにする場合つかうことがあります。
まとめ
ここまではカットの基本を理解すると実線的につかえる技術になります。
カットのワンレングスが横のつながりのカットならば、
グラデションやレイヤーは縦のつながりとなります。
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