デジタルパーマと普通のパーマの特長

デジタルパーマと普通のパーマ

デジタルパーマでしかできないパーマは『巻いたような質感』ですが、
デジタルパーマを選択しないほうが良いケースもあります。

一般の人が思う普通のパーマの相違やデジタルパーマの特長など、
わかりやすくまとめてみました。

デジタルパーマ画像

目次

1.デジタルパーマと普通パーマのちがい

2.施術時間のちがい

3.費用がおおきな差があるどうして?

4.デジタルパーマに合う髪質

5.仕上げのスタイリングのちがい

6.デジタルパーマで気をつける点は?

7.デジタルパーマは使用する薬剤によって傷みが軽減します。

8.まとめ


デジタルパーマと普通パーマのちがい


デジタルパーマのメリット・デメリット

始めのコメントでデジタルパーマの質感はメリットだと説明しました。
デジタルパーマは薬剤とパーマのプレス(熱)によって、

髪に型をつくる施術法であのような質感が可能となります。
大きく巻いたようなカールの質感です。

一般論としてカールの質感はセミロングスーパーロングまで短くても、
肩につくくらいの長さがいいでしょう。

短いと細いロッドがないことと、頭皮に熱があたり火傷をするため、
ショートヘアはデジタルパーマは向いていません。

デジタルパーマ施術画像

普通のパーマのメリット

どんな長さにも対応できるのが普通(万能)パーマのメリットといえるでしょう。
質感もベースカットが正しく行われていればキレイにかかります。

ヘアサロンウェーブではデジタルパーマのメニューもありますが、
むりにデジタルパーマをすすめることはありません。

ベースカットを正しく施術しソギを適切に行えば、
デジタルパーマような質感も可能だからです。

ショートヘアも普通パーマでかけるのが一番です。
また、デメリットはあえてなかったのではずしました。


施術時間のちがい


デジタルパーマが時間がかかるわけ

薬剤とプレス(熱)の伝導によって型をつくるデジタルパーマは、
普通のパーマと軟化の放置時間はデジタルパーマとは同じですが、

デジタルパーマの場合はプレス(熱)での時間がかかります。
一剤や二剤の細かな処置によって、普通のパーマより一時間前後はよけいにかかります。

普通のパーマは髪質やヘアデザインなどを計算して、
ベースカットやソギを正確に、ロッドや薬剤を選定しパーマの施術をします。

デジタルパーマのかかり画像

デジタルパーマに合う髪質


デジタルパーマが効果的にかかる長さ

いままでは巻いたような大きく『ふわっとした質感』は普通のパーマでは、
一定の技術のある美容師でないとできない技術でした。

デジタルパーマはプレス(熱)が加わりカールのような質感が可能に。

<長さ>
このカールをいかす長さはロングヘアなど長さのある方です。

短くても肩につくくらいがいいでしょう。
ショートヘアは細いロッドがないこと、地肌がやけどをすることがあるので、
デジタルパーマは向いていません。

<髪質>
硬い髪質からやわらかい髪質まで幅広く施術可能です。
傷んだ髪質は軟化の放置時間に気をつければキレイなカールが出てきます。

ただし、放置時間は通常の50%-70%くらいの短めの軟化タイムに。
すこしでも長く放置時間をおくとチリチリになって、最後はカットしないと収まらないので注意が必要です。

軟毛の方はかかりが悪い場合はロッドを細めを使用してください。


仕上げのスタイリングのちがい


デジタルパーマの効果的なブロー仕上げ

手の平にデジタルで書けた部分を包み込み、はじめ熱風で乾かし冷風で10秒から固定させます。
ナチュラルで巻いた質感が出てきます。

全体にスパイラル状のカールを作ったあとにオイル系のスタイリング剤を使用します。
また、1ヵ月くらいすると自然にカールが出てくるので、まず慣れることでスタイリングしてみてください。

普通のパーマも仕上げの仕方は大きく変わりはありません。
プロからみても仕上がったちがいを見分けるのは難しいと思います。

デジタルパーマの質感画像

デジタルパーマで気をつける点は?


さきほどで説明しましたが薬剤の放置時間と、プレスの時間を長くおきすぎないことです。
傷んだ髪はキューティクルが損傷し渦を巻いた状態になって、

髪がチリチリになって手に負えなくなります。
十分にプレス(熱)の時間に注意が必要です。

理由は髪が傷んで乾燥するとキューティクルの内部の乾燥を進行させ、
中の組織をオーバタイムによって壊してしまいます。

ショートヘアにはデジタルパーマの質感は向いていません。
始めに説明したこと理由になります。


デジタルパーマは使用する薬剤によって傷みが軽減します。


デジタルパーマに合うタイプの薬剤

デジタルパーマは一般的に通常の薬剤は弱めに設定されています。
強いとかかりすぎてしまうからです。

薬剤の特性と傷めないことを考えるとコスメパーマ(化粧品扱い)がグットです。
コスメはペーハーが弱いうえパーマもスパイラル状にかかる特性があります。

熱を加えるデジタルパーマは薬剤の選定も重要になります。
美容室によって使うタイプがちがいますが、頭にいれておくと良いでしょう。


まとめ


デジタルパーマのおもな特長は『ふわっとした質感』にあります。
薬剤にプレス(熱)を加えることであの質感が可能になるからです。

デジタルパーマ誤った認識もありますが持続力がアップするといこと。
あくまでもこれはプレスの力が大きく、一番の特長は”質感”にあると思います。

また、普通のパーマでもデジタルパーマ風にかけることはできます。
カットとソギを正確にロッドや薬剤を効果的に使うことです。

ヘアサロンウェーブではデジタルパーマのメニューもございますが、
価格もデジタルパーマをむりにすすめることはありません。

経験と知識によってパーマの質感が可能だからです。
美容師さんとよく相談してパーマを選んでください。

流山市にある美容室です。ヘアサロンウェーブです。
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