40代-50代のパーマスタイルのかけ方
髪の状態などによってかかり具合が変わる
髪が傷んだ状態でパーマをかけると、
かかりずらい人でもかかりやすくなったり、
パーマのかかり具合が髪の状態に大きく変化することがあります。
こういった場合の対処法を考えてみます。
目次
01.大人のパーマはなぜ若い女性よりも変化するのか
02.パーマを均一にする方法
03.大人パーマは仕上げが大
04.まとめ
大人のパーマはなぜ若い女性よりも変化するのか
若い女性の場合は髪の太さなどが変化せず安定しています。
大人のストーリィ世代やエクラ世代の方は髪が細くなってきます。
30代後半から髪質が細くなって、髪質が変化してきます。
原因は年令による加齢が大きく影響します。
毛染めなども原因の一つです。セルフの毛染めタイプによってもパーマのかかりに変化します。
HC染料や塩基性染料を着色剤を配合したタイプのヘアカラーリンスや、
酸性染料のマニュキュアや酸化染料のヘアカラーなどでも、
染めた時期により変わってきます。
担当美容師は髪の状態や染めた時期など総合的に判断することが大切です。
パーマを均一にする方法
エクラ世代(50代以上)になってくると30代とは髪質もちがい、
パーマの薬剤や、ロッドの選定や、テンション(引っ張る力)を考えて施術します。
この3点を考慮して行いすれば対応することは十分に可能です。
■パーマ選定
パーマは3回転半で巻かれた半円が、一番パーマが美しいとされています。
例ば10cmの長さでパーマをかけた場合は、3回転半のロッドを使うと美しくかかります。
■薬剤選定
いまよく使われコスメパーマを使いわけることをおすすめします。
ハードタイプからソフトタイプまで、自然放置する時間やロッドで調整します。
とれやすい人は普通のかかりで、かかるように薬剤を選んでください。
大人の世代の人はロッドが細いとかかりすぎることがあるからです。
かかりやすい人はロッドはすこし太目で、パーマ前の自然放置で時間をおいてください。
チオ系パーマやシス系パーマは髪の状態をみて選ぶように。
■テンション
3つのなかで一番大切なのは、引っ張る力のテンションです。
パーマは「テンションで始まり」「テンションで終わる」といってもいいでしょう。
髪が細い人や白髪染めをしている場合など、
ゴムの力やテンションが強いと、”クレパス”や”クセ”がついてカタチがつかないからです。
硬い人やパーマがとれやすい人は、ロッドを一段階細めを選択します。
むりにテンションをつけてかけると美しいウェーブが得られません。
大人パーマは仕上げが大切
大人の方がパーマをかける理由は若くなりたいと思う気持ちからです。
パーマをかけて老けてしまっては意味がありません。
ブロー仕上げはパーマの質感を活かすようカール風に、
きっちりロールブラシでまとめず、指でカールを作ったりナチュラルな印象に仕上げます。
この部分はとっても大切です気をつけてスタイリングしてみてください。
まとめ
髪質やお客さまの良さを引き出すようパーマをかけることがポイントです。
そして年令よりも5才から10才くらい、若くなるようパーマで喜んでくれるパーマを!
髪にあったベストなパーマをかけるように。
大人の方にあうスタイルを提案します。
流山市の美容室ヘアサロンウェーブはブログで美容情報を発信しています。