美容室でパーマを失敗しない方法

髪質の状態を把握する

お客さまからのヘアの注文からクレームの多い順。
1.パーマがかかりすぎた 2.パーマが弱すぎる
3.イメージがちがう

など大きく分けたこの3点だと思います。
各項目についてパーマを失敗しない方法を考えていきます。

パーマヘアスタイル画像

目次

01.パーマがかかりすぎた場合の対処法

02.パーマが弱すぎるたすぎた場合の対処法

03.イメージを伝える方法

04.まとめ


パーマがかかりすぎた場合の対処法


髪の状態がポイントです

傷んだ髪にはヘアカラーや縮毛矯正などキューティクルが破壊され、
薬剤の浸透が早くかかり強くなります。

原因

01髪が乾燥して水分が浸透しやすくなります。キューティクルが裂けて薬が入りやすい状態。

施術中の対処方法

01パーマ剤を水まきでロット巻きする。

02下処理剤を傷んでいる部位に塗布します。

03スライスを厚めでとっていく。

04髪に負担のかるいパーマ剤(コスメ系・システィン系)を使用します。

パーマ剤を水まきでロット巻きする

1.水まきで巻くことのよりパーマの浸透が遅くかかりすぎを防げる

2.髪の負担が軽くパーマが施術できるため、髪の傷みを防ぐことができる。

下処理剤を傷んでいる部位に塗布します

1.シリコン除去やケラチンやコラーゲンなどで、
髪の傷みを抑えピュアな状態でパーマがかかる。

2.健康毛や損傷毛を分けて下処理ができるので、
希望のパーマがかかる。

スライスを厚めでとっていく

1.スライスを厚めでとることで毛先のチリチリ感がなくなる。
強くかかることがなくなる。

2.クセ毛風なパーマが可能でナチュラル系なパーマが可能になります。

髪に負担のかるいパーマ剤(コスメ系・システィン系)を使用します

1.チオ系パーマは還元作用が強いのでかかりすぎの原因に。
コスメやシスティンは薬の作用が穏やかである。

2.コスメ系などはパーマと同時で施術可能である。

 

パーマ施術画像

パーマが弱すぎるたすぎた場合の対処法


かかりずらい場合は美容師に伝える

軟毛タイプの人や硬い髪タイプの人はパーマがとれやすいので、
かならず美容師さんに伝えることが大切です。

原因

01軟毛タイプの人は見た目かかりやすい感じがしましが、
毛小皮などや毛皮質が薄いために薬の還元作用も効きずらくなります。

*毛小皮とは髪のキューティクルをの部分をいい、
毛皮質はタンパク質の実のこといいます。のり巻きと同構造になります。

02硬い髪は弾力があるためにパーマが取れるのも早くなります。

施術中の対処方法

1.カウンセリングの段階でお客さまは美容師に伝えることが大切です。
見た目とパーマがちがうので弱すぎることがあります。

2.蒸し器をつかい放置時間によってパーマをかかりやすい状態をつくる。

3.シリコン除去などの前処理剤を使う。中間リンスの流しを入れる。

4.パーマがとれやす部分又は全体に細目のロットを巻いていく。

しっかりかかるタイプのパーマ剤を使用

1.コスメタイプのハードを使用して髪を傷めずしっかりかける。

2.ハードにかける場合はチオ系に、普通に強くかける場合はシスティンがベスト。

ロットを細目にスライスは薄目にとる

1.パーマがとれやすい部位にロットを細目を使用します。

2.硬い髪でも既存毛は傷んでいる場合もあるので、
傷んでいない部分はスライスを薄めに、傷んでいる部位は普通にスライスをとる。


イメージを伝える方法


希望のデザインの巻き方やテンションが大事

イメージを美容師に理解してもらうにはデザイン性と技術力が必要です。
毛先だけをパーマをかけるのか、
全体にかけるのかでもイメージが変化します。

おのずと求めるデザインによっても巻き方や、
スライスやロットの大小が変わります。

総合的な知識と経験が必要になってきます。
パーマはデザインをつくるカットがもっとも重要になります。

パーマヘアスタイル 画像

毛先だけをかけるパーマ

1.極厚スライスに細めのロットでかけると毛先だけキレイにかかります。

指でけでカタチをつけるパーマがグット

1.ウェーブよりもカール感のあるパーマがいまのトレンドです。
指でもみこむようなカールです。

テンション(引っ張る力))を弱めにロットを巻くと、
キレイなカールが効いたパーマがかかります。

デザインはカットが基本

1.パーマが思ったようにかかっても、カットのシルエットが大切です。
重さや軽さを明確に整え、ソギによって量感を調整します。

パーマの場合ソギによってスタイルが決まります。

カウンセリング画像

まとめ


美容師の中にはパーマは計算でかかるという人。
センスでパーマをかかるという人。

いろいろですがある意味カットよりも深い部分があるのがパーマ。
スタイルの印象もつくる美容師の手で感じも変わり、若くも老ける感じにもなります。

要約するとどれだけお客さまを思う気持ち『親切心』が大切です。
映画を観たり趣味を楽しんだりといった個人の感受性が、

美容師に求められているよう感じます。流山市にある美容室です。ヘアサロンウェーブです。
最新ヘアケアから美容情報を更新しています。