今どきヌケ感パーマのカットベーシック法
抜け感が決めてのパーマヘア
いまごろの旬のパーマヘアは「ソギ」が決めてに、
やわらかい抜けるようなパーマはカット&セニングで表現。
カットのしかたによってほとんど決まりのパーマです。
今回はパーマの前のベースカットとソギを考えてみましょう。
目次
1.パーマ前のカットパーマ後のシルエットが決めて
2.ワインディングによる質感のちがい
3.パーマ前のソギの基礎
4.抜け感を入れるカットとパーマの関係
パーマ前のカットパーマ後のシルエットが決めて
パーマのテクニックはアシスタントが行うことが多く、
失敗することが多いのであらかじめカットをコントロールすること。
ベースカットでシルエットを整え、その上で、
ウェーブの質感を高めソギをあらかじめおこなっておく。
技術者が計算してパーマの仕上がり感を考えればキレイにパーマもかかります。
パーマ前のカットパーマ後のシルエットが決めて
パーマの魅力はカットだけでは絶対にださない抜け感や質感やボリューム。
あらかじめソギを入れてさまざまなウェーブもさまざまな表情に。
まずワインディングで操るソギからスタート。
それらを理解したうえで抜け感パーマを実現しましょう。
ワインディングによる質感のちがい
ワインディングの方法
ワインディングには「根元巻き」「毛先巻き」との2種類に分けられます。
根元巻きの特徴は毛先から根元まで均一なリッジが出て、
束感が出て毛先巻きよりも下にボリューム感がでてきます。
注意しないといけない根元巻きは傷んだ毛先は、
15°くらいらせん状に巻くようにします。
普通に巻くと傷んでいる分ぶんパーマのチリツキがあるからです。
毛先巻き特徴は、毛先から根元まで毛束を重ねながら巻いったので、
ロッドの円周によって根元はリッジは大きく、毛先はリッジが小さくなります。
よって毛束に強弱がついて重心が低くなります。
ステムによるボリューム
ダウンステムの場合毛先巻き・根元巻きはいずれも、
重心が低くいためにボリュームは迎られます。
レングスは長く残ります。* レングスとか髪を指しています。
アップステムの場合毛先巻き・根元巻きはいずれも、
重心が高くなりボリュームがでてきます。
レングスは短くなります。*
オンザベースはアップ&ダウンの中間の角度です。
毛先巻き・根元巻きはいずれもエアリー感が出てきます。
ダウンステムは束感が出てきます。
ワインディングする際は質感や抜け感とボリュームを、
コントロールしましょう。
パーマ前のソギの基礎
抜け感を出すにはソギの使用が不可欠になってきます。
質感や量感は、ツール(道具)とソギの使い方によって調整することが可能。
抜け感やエアリー間を出すにはレザー。
セニングシザーは均一に細かくとることができるので、
毛先巻きや根元巻きどちらもやわらかい質感になります。
レザー切り口が斜めになっているので、
毛先巻きや根元巻きいずれもフワっとした質感が可能です。
ツヤと束感を出すには、まとまった量感を取ることができる。
シザースライドが適しています。
セニングシザーは細かなカットラインが残るので、
中間から毛先にかけて細くなるようシザーを動かし、
馴染みやすくベースの切り口は崩れにくいといえます。
抜け感を入れるカットとパーマの関係
パーマの前のカットソギを使うことで抜け感を表現します。
重さや軽さを表現するためにソギをつかいこなしましょう。
一番大切なことはセニングシザーの使いかたが重要です。
髪の量感を調整するには根本からセニングを行いますと、
表面の髪がういて落ち着かないので、
中間から毛先にかけて細くなるようにします。point
馴染みやすく毛先にナチュラルな軽さが表現できます。
まとめ
パーマ前のベースカットで量感や質感や抜け感を調整することが、
よりスタイルの完成度を高めることができます。
パーマ後にベースをつくるのはでは、
再現性がなくなり時間もかかります。
ソギやベースカットによって質感をコントロールしましょう。
流山市にある美容室『ヘアサロンウェーブ』は定期的に美容情報を発信しています。