ホイルワークとバレイヤージュのちがい
グラデーションヘアカラーをつくるテクニック
べた塗りだけのヘアカラーでは飽きられているいま、
グラデーションカラーを活かすハイライト&ローライトをいれる。
技術の「ホイルワーク」「バレイヤージュ」の必要です。
サロンメニューの強化や単価もアップできる側面もあります。
目次
1.バレイヤージュの特徴
2.ホイルワークの特徴
3.バレイヤージュの使い方
4.ホイルワークの使い方
5.バレイヤージュとホイルワークをミックスで使う
6.まとめ
バレイヤージュの特徴
01.ナチュラルなグラデーションヘアカラーを作る。
02.様々なヘアデザインコントロールができる
03.ベースCutにとらわれずデザインをつくることができる。
04.ヘアスタイルに持続性がある
05.時短、ローダメージ、ローコストで提案できる。
ホイルワークの特徴
01.構築的なカットベースにあったグラデーションヘアカラーを作る。
02.カットデザインにあったヘアカラーができる。
03.ベースカットにこだわったヘアデザインができる。
04.ラインがはっきりするため持続性は劣る。
05.時間がかかる、コスト高、全体に施術コスト高が大きい。
バレイヤージュの使い方
キャンパスに絵を描くように髪に縦のラインで、
ハイライトを入れる技法です。
線の太さも自由自在で表現します。
アート的で日本画のようなタッチ。
毛先のグラデションのOmbreオンブレ技法
ほうきで掃いたようなハイライトを入れるSombreソンブレ技法
2種類のテクニックがあります。
オンブレ技法
■毛先にかけて色が明るくなるグラデションのようなヘアカラー。
日本でも海外でも大人気『Ombre hair(オンブレ・ヘアー)』
日本人のような髪色にもあったグラデションのヘアカラー。
日本でもグラデーションヘアカラーといっているタイプ。
このヘアカラーができる人は限られています。
自由業・学生・ファッション関係です。
ソンブレ技法
■セミやロングヘアが多いソンブレ・ヘアですが、ショートやミディアムヘアなどにもgood☆
ほうきで掃いたようなハイライトを入れます。
いまとても人気のソンブレ・ヘアですが、
ハリウッド女優や欧米人の女性が多くはこの技法を使っています。
これから日本でも人気の出てくる技法です。
顔回りから全体まで、ラインも自由で描け幅広く使えます。
ホイルワークの特徴
ホイルワークによるウィービングははっきりとしたラインが特徴です。
カットデザインに合わせるようウィービングを行います。
サイドに流れるデザインの場合は縦に、ファワードに流れる場合は横に、
計算されたシャープに構築的な技法です。
フロント付近やえりあしなど、強く陰陽だすときなどは効果的な技術です。
ラインの他にローライトや幅などが調整できる。
■ウィービング
横や縦に1CM幅に髪と毛束を分けとり表現します。
ラインがはっきりするのがメリットですが、
幅やホイルワークと毛束間を工夫することでデザインに幅がでてきます。
ローライトや頭の毛束によって表現が変化がつけられます。
日本ではこの技法が一般的なグラデーションです。
■チップ
顔回りに毛先から中間毛に対して色の陰陽をみせる技法です。
ショートヘアにはサイドの部分やゴールデンポイントなどに。
セミのロングヘアやロングヘアの顔周りに入れると効果的です。
バレイヤージュとホイルワークをミックスで使う
バレイヤージュとホイルワークの良さを活かして使う
バレイヤージュの良さとホイルワークの良さを合わせて、
グラデションヘアカラーを行うと両方の良さがでてきます。
バレイヤージュの自由自在にするヘアカラーと、
シャープなホイルワークを引き立てる技法。
下の画像は外人さんですがフロントはシャープにホイルワークに、
サイドやバックはナチュラルなバレイヤージュです。
いろいろ両方の良さを活かしてみてください。
まとめ
グラデーションヘアカラーのテクニックは、
一定の勉強や訓練をしないと使いこなせないようです。
ヘアカラー協会の講演やメーカーの講習など努力することが大切。
グラデーションの技術は理論など習得してはじめて身につきます。
ブログをみて参考にしていただければ幸いです。
流山市にある美容室『ヘアサロンウェーブ』は定期的に美容情報を発信しています。