パーマのかかり具合なんでもQ&A

プロしかわからないパーマのクエッション

パーマをかけたときに感じる素朴な疑問・・・
なんでいつもと同じ部位はパーマがとれてしまう、

パーマがかかりすぎるなど、
改善する方法もふまえて考えてみました。

目次

1.右利きの人は右側が、左利きの人は左側が、パーマがとれるワケ

2.2剤でパーマがかかる

3.水巻とつけ巻きの定義

4.加温してパーマは強くかかるのか?

4.まとめ


右利きの人は右側が、左利きの人は左側が、パーマがとれるワケ


生え方の方向性がカギ

右利き左利きで毛流に生え方がきまっているようです。
右利きの人の場合は右側がリバース(顔から後ろ方向)ぎみに、

左側はフォワ―ドに生えていることが多く、左側がまとまりやすいようです。
左利きの人の場合は全て逆の方向性になっています。

お客さまのセミ・ロングの長さでそういったケースが多く、
利き腕を聞いてかかりずらい右側からロッドを巻くことが大切です。

左利きの人は左側からロッドを巻くようにします。
髪の生え方の方向性の理由からパーマがとれてしまいます。

パーマのかかり具合画像

2剤でパーマがかかる


シスチンを再結合のための2剤

2剤の意味・・・
2剤を使用する目的は1剤で切断(還元)したシスチン結合を再結合(酸化)することです。

パーマがすぐ落ちてしまう場合はかかりすぎを防ぐために、
2剤の放置タイム10-15分は守り、シスチン切断(一剤)から再結合(二剤)は定めらられた時間が必要です。

2剤は早く流すとパーマが落ちてしまい、長くおきすぎると髪を傷める原因になります。
髪質と質感や薬剤やロッドなど総合的に考えてうえで、

2剤の正しい使いかたをするようにしてください。

日本パーマネント工業会HPはこちら→
こちらのサイトで詳細が書かれています。

2剤でパーマがかかる画像

水巻とつけ巻きの定義


使いこなす前に意味を理解する

■水巻の定義

毛髪を濡らししてロッドをワインディング後に、薬剤を塗布する方法です。
パーマ一剤を反応時間を同時にする施術法です。

髪質に合わせて反応時間をコントロールしやすく、わかりやすい特長があります。
ワインディングの際のパーマのかかり具合の差がでにくく、

扱いやすい点が良い点といえます。
施術法としては毛髪が傷んでいる人や、髪が細くてかあかりやすい人に向いています。

ただし、水巻の場合は薬剤の塗布をミスした場合は、ほとんどパーマがかからないので、
薬剤の塗布は慎重にします。

■つけ巻きの定義

つけ巻きはあらかじめ毛髪全体に、またはブロックごとに薬剤を塗布します。
薬剤を全体に少量つけて塗布しワインディングする施術法です。

水巻きとちがい毛髪の薬剤の放置時間が長いため、硬毛やバージンヘアなどに適しています。
ヘアカラー毛などに前処理剤として、毛先にケラチンやコラーゲンなどの前処理を行い、

均一なリッジ感を出す施術も行われています。
デメリットは毛髪診断を誤り、チリチリなパーマがかあかることがあるので注意が必要。

パーマヘア画像

加温してパーマは強くかかるのか?


加温することで傷みを引き起こします

加温することで早く強くパーマがかかりますが、同時の髪の損傷を引き起こします。
パーマ剤の強弱は、一剤の有効成分の量と種類、PH、アルカリ度、添加物によって影響を受けます。

プラス薬剤と化学反応を利用して作業を行い、化学反応が強く、
そして早く行われれば強い還元作用があり、効果も倍増します。

■化学反応

パーマ剤の加温温度が10°上昇すると、反応速度が2倍の速さになるといわれています。
同時に、毛髪の膨潤度も温度の上昇と共に増加することによって、

パーマの剤の作用が強くなります。
パーマ作用が強くなるといことは、毛髪に対しての影響も大きくなるので、

本来のコールド式パーマは安全な使用方法を守らないと、
加温操作によって、オーバータイムや過膨潤を引き起こし、

髪の損傷になる原因を作ってしまいます。
ヘアカラーの退色や裂毛や断毛など引き起こします。

使い方は容量や時間を守り適切に行うことが大切です。

■基本に忠実

パーマを早く施術するのには、基本の容量や時間を守ることが大切です。
パーマと平行してカット(パーマをかける前のソギ)などや、

パーマ剤の塗布やワインディングのスライス幅やテンションなどの、
施術いがいの技術でカバーすることが、

パーマを思い通リにかける一番の方法です。

パーマを美しくかける方法画像

まとめ


パーマの奥深さは絵的なセンスも必要ですが、
パーマの理論がベースにあるのも事実です。

数多くあるパーマ剤や前処理など、パーマにかかわることを、
更新しふやしていこうと考えています。

流山市美容室ヘアサロンウェーブは、
ブログを更新しています。