毛髪パーマについてのQ&A
肌ツヤを美しく見せるヘアカラー
美容室に行ってパーマをかけても、パーマがすぐとれてしまう、
パーマで髪が傷んだ、思ったパーマにかからないなどの施術中や、
その後のパーマによってトラブルを起こしたQ&Aをまとめました。
目次
1.パーマと毛髪に関するトラブル
2.パーマの成分と毛髪に関しての相談
3.2剤の中和と酸リンスのちがいと意味
4.パーマについてのトラブル110番
5.まとめ
パーマと毛髪に関するトラブル
髪と薬剤の関係
毛髪といっても個人差があってその時の髪の状態などで、
パーマが思った感じに仕上がらないケースがあります。
そんな素朴な疑問をQ&A形式で考えてみます。
Q スポーツクラブに通っていてプールに通いだしてから、
髪が明るくなってきしみがおきるようになりました。
クラブに設置してあるシャンプー剤を使用しています。
A プールには塩素が含まれていて、水を浄化する目的があります。
人体の影響としては塩素が髪に付着することで、
キューティクル付着し、
漂白作用をおこし髪の変色や退色を引き起こします。
塩素イオンがついた状態で市販シャンプーした場合、
高級アルコール系が多く、洗浄力で髪を乾燥を助長します。
髪の油分を補うサロンケアシャンプを使い、
髪質にあったヘアケア剤を使うことをおすすめします。
ヘアカラーの方に
乾燥毛の方に
細い毛の方に
髪質に合わせて、目的に合わせて、髪の状態に合わせて、
ヘアケアシャンプーを選ばれると効果的です。
パーマの成分と毛髪に関しての相談
根本にしっかりパーマをかける
パーマがすぐとれる、髪が細くボリュームが出ない、
デザイン的に根本にボリューム感がほしい。
こんなケースの場合は、毛先の傷みを前処理で調整、ロットを15°ずらして根本を強く、
この2タイプでパーマの調整を図ります。
■毛先の前処理によって調整する方法
まずは、毛先にケラチンとコラーゲンを補修補給して傷みを迎えます。
根本の薬剤はシスティーンタイプを、薬剤を多めにつけて促進を早めます。
根本に強く毛先はかかりすぎない前処置(ケラチン・コラーゲン)を行います。
■ロットをずらして回転数で調整する
15°毛先を流す流し巻きの技法を使います。
15°ずらすことで髪の巻いた円周率を変えて、根本からしっかりかけて毛先と同じ円周にします。
この技法を使うことで根本は強く、毛先は落ち着くようにパーマをかけていきます。
2剤の中和と酸リンスのちがいと意味
中和・酸リンスを理解する
2剤の役割とはアルカリによって還元切断されたものを、
酸性によってシスチン結合を再結合することにあります。
このような場合「中和」とい表現をつかいますが、本来からすとこれは間違いです。
中和とはアルカリとも酸性とも属さないものを指します。
2剤のタイプは過酸化水素と臭素酸塩類のタイプがります。
臭素酸塩類は強酸性の状態で速やかに分解する性質があり、
液の安定性から臭素酸塩類のPHは中性付近で調整されています。
パーマについてのトラブル110番
全般的なパーマトラブル
Q パーマがサロンでかかっていたのですが、7日間前後にお客さまからパーマが落ちてしまった。
連絡をいただきました。原因はなにが考えられますか?
A. パーマが思ったようにかかっていてもパーマが取れてしまう原因は、
1.髪が軟毛でタンパク質が少なく薬剤の浸透が悪かった。
2.髪が傷んでいてとれやすい状態にあった
3.2剤の放置時間が早すぎた場合。
1-3までは毛髪診断を確認と処置が見落としたことが原因です。
◎1が原因
軟毛は見た目かかりが良いですが、実は耗皮質のたんぱく質が少ないために、
十分な時間と薬剤の使い方が大切です。
とくに2剤の放置時間を十分にとるように、パーマは2剤でかかるといわれています。
◎2が原因
ヘアカラーや縮毛矯正などで髪が損傷して場合は、
シスチン結合がたんぱく質が欠如しているために、
結合がうすくなりパーマがとれしまいます。
薬剤の選択や水巻きなど損傷毛にあった施術を行いましょう。
◎3が原因
一番プロの美容師でも見落としがな、2剤の浸透や放置時間です。
一剤の前の毛髪診断でロットの選定・薬剤・放置時間・ヘアデザイン。
適切に処置を行うことが大切です。
まとめ
毛髪パーマについてのQ&Aについては、まだまだいろいろなケースがありますが、
すこしずつブログで増やしていきます。
流山市にある美容室ヘアサロンウェーブは、
ブログで美容情報を更新しています。