美容師のお客さまとの毛髪診断
技術と同様に大切な毛髪診断
大流行している「くるりんぱ」じつは見た目いじょうに、
コツがあって簡単にキレイにはできない理由があります。
何度が練習してはじめてコツみたいなものが理解できます。
くるりんぱのコツと、うまくできない理由を掘り下げてみました。
目次
1.簡単な髪の構造と毛髪診断
2.ヘアカラー・パーマについての薬剤選定
3.髪質にあってヘアケアの選びかた
5.まとめ
簡単な髪の構造と毛髪診断
髪の構造を知ることで正しい施術が可能に
毛小皮・・・キューティクルの層から4-6枚からなっています。
魚のうろこ状になっていてこの部位が傷むと、髪触りがカサカサしてきます。
毛皮質・・・パーマやヘアカラーの薬剤がこの組織に侵入し、
シスチン結合を切って再結合させていきます。
毛髄質・・・髪の芯の部位を表しますハリなどの弾力などに影響する器官です。
ほとんどケラチンというたんぱく質からなっている。
3層すべてが髪の根本を成しています。
パーマやヘアカラーなどや施術するための大切な毛髪の構造部分を指します。
■ヘアケアマイスターブックに詳しい記載が載っています。
日本ヘアケアマイスター協会HPこちら→
ヘアカラー・パーマについての薬剤選定
毛髪診断でわかる髪の状態
■髪には最大8種類の髪質から形成されています。
◎直毛
ストレートな髪質をいいます。
パーマはかかりずらくとれやすく、ヘアカラーは染まりずらく、リフトアップしずらいといえます。
◎クセ毛
キューティクルが斜め横とタンパク質が張り付けてていて、隙間があるためにパーマはかかりやすく、
ヘアカラーは染まりやすい。
◎硬毛
キューティクルが何層になっているためにパーマはかかりずらいといえます。
ヘアカラー間充物質が多いためヘアカラーはそまりずらい。
◎軟毛
間充物質が少ないためにパーマの保持力は弱めで、パーマはとれやすいようです。
キューティクルの枚数が少ないためにダメージがうけやすい状態といえます。
◎太毛
キューティクルの枚数も多くパーマの浸透しにくく、
薬剤に対して間充物質が多いためにダメージがうけやすい。
◎細毛
キューティクルの枚数少なくパーマの持続性が劣ります。
間充物質が少ないためにダメージが少ない。
◎撥水性
間充物質が最も多くパーマなどの薬剤に反応しにくいためパーマのかかりにくくなる。
ただ、かかってしまうと間充物質が多いためにパーマの持ちもよくなります。
◎吸水性
間充物質が少なくパーマもかかりやすいのですが、キューティクルの間充物質が少ないために持ちが悪い。
ヘアカラーの浸透がよくかかりやすいといえます。
髪質にあってヘアケアの選びかた
毛髪診断のうえでヘアケア商品を選択
柔らかい髪質には油分量が少なめのハリコシを重視したタイプ。
硬い髪質には毛触りがよくなるタイプ。
ヘアカラーを定期的になさるかたは、髪質に合わせ毛染めの持ちを良くしましょう。
■毛髪・ヘアデザインに合わせれヘアケア
1.軟毛・細毛にはハリコシを与えるタイプ
2.硬毛・太毛まとまりがほしいタイプサラサラ
3.クセ毛で立ち上がりを抑えたいタイプ
4.地肌から頭毛がボリュームが出るタイプ
5.痛みを軽減できる油分が多いタイプ
まとめ
髪と毛質は基本はベースとなって、
カウンセリングやヒヤリング+技術=満足なヘアスタイルになっていきます。
このつぎはカウンセリングやヒヤリングをブログでアップします。
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