頭皮と髪の構造
肌ツヤを美しく見せるヘアカラー
頭皮や髪の構造をわかりやすく解説したします。
美容師はお客さまに対して髪のカウンセラーではなくてはいけません。
それには「髪と地肌の毛根の基礎知識」が大切です。
現状の状態を確認して、ダメージやお客さまがご自身の状態をみて、
適切な処置が必要になってきます。
目次
1.頭皮や髪の構造
2.メラニン色素
3.髪色とメラニンの関係
4.まとめ
頭皮や髪の構造
頭皮と髪の働き
毛髪には、一般的な哺乳類の器官に属し、
髪についてはこの毛周期、冬毛・夏毛のように短いものです。
人間の毛周期は長い部類に入りますが、時期によって生え変わります。
人体頭部の皮膚付属器官に植立する毛。頭毛、頭、髪の毛の順となります。
毛髪はタンパク質(ケラチン)がおもな成分からなります。
■毛髪にはいろいろな体を守る作用
●外部のショックや保護のための 保護作用
●有害物質を出す 排泄器官としての役割
●ファッションセンスの一部ファッションの一部
■毛幹部と毛根部
毛幹部は頭皮から外側に出ている部位で、髪の毛など皮膚内に埋没している部位をいいます。
外側に出ているいわゆる「髪の毛は」3層構造キューティクル・コルテックス・メディラ
■キューティクル
●キューティクル(毛小皮) 15% 髪の外側部分
●コルテックス(毛皮質) 85%-90% 髪の内側部分
●メディラ(毛髄質) 0.5% 髪の芯の部分
*コルテックス内の『フィブリル』という繊維の束とフィブリル同士を接着する。
『マトリックス間充物質』ならびに『メラニン色素』が含まれている。
*毛根部は、皮脂腺という器官をもち毛包に囲まれています。
毛根部の一番下の花の球根のような『球根』があり、中に『毛乳頭』が成長をつかさどる。
メラニン色素
メラニン色素の働き
メラニン色素は皮膚や毛髪に含まれていて、
毛髪には毛母細胞に散在する色素細胞(メラノサイト)において、
アミノ酸の一つであるチロシンが生成され原料となり、
メラニン合成酵母(チロシナーゼ)の作用により酸化合成せれ作られます。
また、メラニン色素が多いほど皮膚や髪の色が黒くなります。
髪色とメラニンの関係
メラニン色素が多いと髪色がきまる
1.髪色と紫外線(光)反射
髪色はメラニン色素のタイプと量によって髪色がきまります。
メラニンの量や大きさが大きくなると、光を吸収して毛髪は黒く見えます。
メラニン量が少ないと光の反射によって白く見えます。
2.メラニンの色素のタイプや量
■メラニン色素のタイプ
●ユウメラニン(真メラニン)・・・黒色~褐色
●フェオメラニン(亜メラニン)・・・赤色~黄色
赤毛はユウメラニンが多い
黒髪・ブラウン毛・ブロンドはフェオメラニンの差はないようです。
日本人やアジア→フェオメラニン(小)、ユウメラニン(多)
欧米人のブロンド→フェオメラニン(小)、ユウメラニン(小)
ブリーチはユウメラニンを色素を破壊し、黒髪→赤褐色→オレンジ色と変わります。
さらにブリーチをすすめると黄色へと変わります。
メラニン色素は毛髪の重さは4.5%以下となります。
ブリーチは色が白くならないから何度も繰り返すことは、
毛髪を破壊することにもなるので一度の施術で行います。
まとめ
美容師は毛髪の構造などから、お客さまの髪を診断し適切な判断を下します。
これからさきも毛髪のことを発信しますので、楽しみにしてください。
流山市にある美容室「ヘアサロンウェーブ」は、
美容情報を発信しています。