髪質がやわらかい人のパーマ施術
髪は細く軟毛の人はシルエットが大切
やわらかい毛質の人はパーマがかかりやすくとれやすい。
毛質の太さは0.05mmくらいでコルテックス内部のケラチンタンパクが、
少なくパーマ剤の浸透がはやい反面とれやすい。
そんな、髪質にあった施術をするようなプログラムでまとめてみました。
目次
1.毛質がやわらかい人のベースカット
2.毛質にあったパーマ施術方法
3.毛質にあったスタイリング
4.まとめ
毛質がやわらかい人のベースカット
メリハリをつける(ペタッとした髪に)
■ショートヘア編
髪の量が少ないイコール「ボリュームが出ない」につながり、
ヘアスタイルいよっては思った量感がでないことがあります。
そんな場合はカットでウエイトをずらす必要があります。
例・・・グラデションはすこし上にポイントをずらします。
ずらすことで上に目線がいくようになり、
髪の量を多くみせることが可能になります。
このようなカット技法は「大人のショートヘア」にも、
同様にカットしてウエイトを上にすることで、シャープに髪の量があるようにえようになります。
メリハリで細い毛質をカバー
■ロングヘア編
髪が太い人にくらべ細い人は、髪のボリュームが落ちて下にいきやすく、
見ためが暗さや老けて感じなりやすく、躍動感のある動きやシルエットが出てきません。
ショートと同じようにしポイントを上につくる必要があります。
ウエイトを高めのレイヤースタイル。フォルムのくびれ感のないのが特徴です。
ウエイトを高くメリハリのあるフォルムが、
基本は前からみて鼻のあたりに高い位置にウエイトがあり、
ひし型のシルエットなったことで視線が上に向きやすくなる。
ウエイト高めのレイヤースタイル
毛質にあったパーマ施術方法
かかりやすくとれやすい毛質
細くやわらかい髪質はかかりやすくとれやすいのが一般的ですが、
だからといって大きめのロットでかけてもすぐパーマがとれてしまいます。
細い毛髪にあったパーマ施術を行います。
■パーマ施術
スライス幅(毛束)を厚くとって細めのロットで、
一剤の放置時間を短めに施術を行います。
こうすることでパーマが根本からかかりリッジ感が得られます。
大きめのパーマは円周が大きいためにリッジ感は得られません。
*リッジ感はS字の連続になってクセがついたウェーブの山の部分。
ウェーブの谷の部分はエッジと言う。
リッジを出すことで無造作なヘアデザインが可能になります。
リッジ感が出てくるパーマは方法は、ひねりを2回転半に入れ巻いていきます。
こうすることで根本に薬剤がたまりリッジ感が出やすくなります。
毛質にあったスタイリング
水を髪にしみ込ませてからオイルを
ほとんどヘアスタイリングするには朝が多いと思いますが、
寝起きはヘアも寝クセがあって整えると同時にスタイリングも!
■スタイリング方法
1.朝おきたままの髪に水をつけて寝クセを直します。
水をつけることで「水素結合」が反応してスタイリングしやすくなるからです。
2.タオルで余分な水分をふき取り手入れしやすい状態に。
3.洗い流さないトリートメントを髪全体に塗布し整えます。
4.ドライヤーで内側を乾かすようにドライします。
外側の髪はすぐ乾くので内側からが鉄則。
5.根本からカールするように手ぐしでスタイリングします。
カーラーなど使う人も7-8割乾いた状態でスタイリングすると良いでしょう。
まとめ
ヘアスタイルを思うようなデザインにするためには、
薬剤やロットなどの道具の使い方から、スライス幅や放置タイムなどの技術が大切です。
パーマは思ったようにはならないヘアは場合、道具やケミカルなどを使いこなせば、
思ったようにかかるケースもあることをご理解ください。
流山にある美容室ヘアサロンウェーブは、
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