パーマをかける目的と効果
パーマはボリュームが出ることを理解する
カットしたあとにソギハサミをいれずにパーマをかけると、
かなりのボリューム感出てしまいます。
結果「スキハサミ」をいれて毛量調整し、
ヘアデザインのシルエットを整えます。
そういう意味ではボリュームを迎えることが一番の目的になります。
その他パーマをキレイなウェーブ感をだす方法も考えてみましょう。
目次
1.パーマとソギの重要性がいがいと知られていない
2.パーマはテンション(引っ張る力)ではない
3.毛髪においての薬剤選びとスライス幅
4.まとめ
パーマとソギの重要性がいがいと知られていない
ソギも基本通リに入れていく
一般の方はパーマをかけるとカール部分だけ重要視しますが、
ヘアスタイルは全体のバランスがポイントになってきます。
硬い・毛量が多いなどの人がパーマをかけると、
ボリュームが広がり自分のてに負えなくなります。
シルエットを整えるために「スキバサミ」を、
中間毛から毛先にかけて毛髪が細くなるように基本を通リが肝心です。
毛先を徐々にスキを細くすることで毛先のカールが内巻に収まりがよくなります。
また、毛量は多く硬い人には「根本からスキを入れる」こともあります。
これはバランス的に中間毛・毛先だけのスキでは、シルエットが大きくなるからです。
このように基本を通リではなく毛髪によって根本からスクこともあります。
毛髪がやわらかい・細い人はスキの回数を減らして、
毛髪に適度なボリュームがでるようにします。
[一般の方もそうですが美容師も理解していない]
パーマとソギの関係は一般の方が知らないのは理解できますが、
美容師さんも学校などで教育を受けていないこともあって、
パーマがとれてしまったり、かかりすぎることが多発していますね。
美容師は硬い髪などパーマをかけるとかかりすぎを、
避けるためにロットを太くすることがありますが、スキバサミが少ないとパーマがかかりません。
逆に毛染めや縮毛矯正などで傷んだ髪に、スキを入れすぎてかかりすぎることもあります。
毛髪診断と髪の見極めの判断が大切です。
そのなかでも「パーマ:スキバサミ」の関係がキーポイントになってきますね。
パーマはテンション(引っ張る力)ではない
テンションは入れずに角度を慎重に
パーマはノンテンションにかけたほうが綺麗な半円を描きます。
いまの薬剤は毛髪に抵抗なく浸透力が高く、テンションがない状態でもパーマがかかるよう開発されています。
もちろん硬い髪でハードにかける場合は、
一定のテンションがないとパーマの持続などに影響しますが。
一般的にはノンテンションで毛先に気をつけることがもっとも大切です。
パーマのシェーピング通リに角度を設定し巻いていくことも、
毛髪が細くてやわらかいショートスタイルを希望する場合は、
顔回りえりあしなど角度を下げ、仕上げをしやすくする必要があります。
指に余計な力が入ったり、角度が一定でなければ、
髪にクセがついたり根本が浮いて仕上げがしづらくなりパーマも台無しなります。
毛髪においての薬剤選びとスライス幅
かかる質感によってスライスを調整する
お客さまのなかに急いでキレイにパーマをかけてほしい!
早くパーマがキレイにかかる薬剤とスライス幅によって可能になってきました。
この10年は薬事法が改正されてコスメパーマ(化粧品扱い毛髪によって選べるようになりました。
髪がやわらかくクセのある人はロットの本数を多くすることによって、
ボリュームなどが出すぎることもあります。
こういった場合はロットを一段階~二段階ほそいタイプを選択し、
スライス幅を広くとることによって、時間が短縮され、パーマのダメージも軽減、
パーマもキレイにかかります。
*パーマはロットよりも本数によってボリュームアップされます。
よってロットを少なくすることでボリュームを迎えます。
ここで、スライス幅を広く細いロットでかけることで「速く・キレイにパーマがかかる」わけです。
まとめ
パーマは奥が深いですが近年は薬剤や道具などの進化によって、
センスイコールパーマではなくなっています。
理論と薬剤と毛髪の見極めによって美しくパーマもかかるようです。
流山市にある美容室ヘアサロンウェーブは、
ブログで美容情報を発信しています。