デジタルパーマウォーム系ホット系パーマの種類

髪の状態によって使い分けるホット系パーマ

近年はウォーム系&ホット系パーマのパーマ比率を上げるべく、
パーマの幅を広げお客さまのニーズと相性を見極めることが大切です。

ウォーム系ホット系パーマに代表するパーマ剤をご紹介します。

デジタルパーマウォーム系ホット系画像

目次

1.ウォーム系低温デジタルパーマの特徴

2.ホット系高温デジタルパーマの特徴

3.クリープの特徴

4.まとめ


ウォーム系低温デジタルパーマの特徴


速く・傷みを迎え・カールもキレイ

デジキュア≪ジュエルコスメティックス≫は、
低温デジタルパーマの代表的なタイプです。

日本でこの低温デジタルといえばデジキュアになります。

1.低温約40°度前後の加温で軟化します。
*毛髪は60°度すぎからタンパク変性をおこし損傷を招くからです。

2.1剤がクリームタイプのために浸透性がよくムラなくパーマがかかる

3.2剤時には流しが必要ないので高温デジタルパーマよりも放置時間が短い。

4.低温デジタルウェット時とドライ時の違いが大きい。

5.手触りとか質感は低温デジタルが良い。

低温デジタルは高温デジタルに比べてもメリットが大きいようです。

■デメリット

低温パーマはハードな強めのパーマの方や、
硬毛・太い毛髪・白髪などの方には向いていません。

高温パーマのように乾燥した状態での還元とはちがい、
低温パーマは加温の温度差と薬のパワーが活かしきれないようです。

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ホット系高温デジタルパーマの特徴


そもそもデジタルパーマが開発された理由の一つに、
通常のパーマをよりしっかりウェーブをかけること、
巻いたようなカールの質感にあります。

コールドパーマとデジタルのちがいは、
薬剤で還元しシスチン結合を切って内部構造変化をおこりやすくする点です。

デジタルパーマは「クリープによって内部構造変化をつくる」ことです。
加温しているのもその作用を高めることにあります。

高温デジタルパーマの一番のデメリットは大きく傷める可能性があること。
繰り返し高温デジタルをすることで質感が硬くなります。

やパーマを繰り返すことで髪の損傷を招いたり、
ウェーブの持ちが悪くなります。

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クリープの特徴


クリープパーマの定義は「毛髪内部の安定的な状態になる時」とあります。
還元剤の作用として毛髪内でコルテックス細胞が移動する時。

(パーマが巻かれた状態)ゆっくり細胞が毛髪内部する時間をクリープと呼び、
この時期に加温することで内部構造の変化を高めウェーブの持ちを良くします。

加温して還元効果を高めウェーブを「クリープパーマ」といいます。
デジタルパーマウォーム系ホット系はこの原理を利用しています。

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まとめ


ヘアデザインも多様化しパーマも質感によって、
お客さまのニーズを満たす相性を見極める手段として、
ホット系パーマの種類を理解する必要があります。

コールドと“ウオーム&ホット”の使い分けでパーマをアップを!!