ケミカル(薬剤)とヘアデザイン
近年の薬剤やヘアデザインの進歩
骨格に合わせたカットが出来ていても、
プラスアルファのカールやウェーブで表現力がアップ。
髪質やヘアデザインの質感によって、
に合わせパーマを考えてみました。
目次
1.ケミカル(薬剤)とヘアデザイン
2.ウォーム系やホット系にあわせた質感パーマ
3.これから増える
4.まとめ
ケミカル(薬剤)とヘアデザイン
パーマの質感も好みによって年層やデザインなど様々な、
趣向からお手入れまで自分にマッチしたスタイルが求めらています。
ヘアカラーは落ち着いて、パーマの進歩が進んでいます。
新しい器具やケミカル頼るのではなく、
「ひとつひとつていねい作業を進める」ことが大切です。
そのうえで髪質にあった薬剤や施術を行うことが結果につながります。
◎システィアミン
薬剤の基準が変わって発売された化粧品扱いのの薬剤。
濃度がチオグリコール酸が2%上限とSH基を持ち、
システィアミン・チオグリセリンは5%以内となっています。
チオグリコール酸と同等にかかり、
髪の負担も軽い近年はスタンダードな薬剤になっています。
■質感にあうヘアスタイル
1.一般的なロングやショートなど広く使用が可能です。
2.髪のダメージの方も時間を短くテストが基本ですが、
ヘアカラーや縮毛矯正の方にもgood!
◎サルファイト
サルファイトはシスチンは結合をカットしますが、
SH基をもたない還元剤(一剤)ですが、
構造のメカニズムが他の還元剤とは異なり、
サルファイトがシスチン結合を切断します。
*サルファイト独自のブンテ塩
目薬やワインの酸化防止剤としても使われる。
マイルドな還元剤です。
ヘアカラーの褐色も少ない
パーマは少し弱いので強めのウェーブには向いていません。
■質感にあうヘアスタイル
1.髪の細いかかりやすい方に向いています。
毛先のワンカールほしいロングヘア。
2.傷みを迎えるクセ程度にパーマをかけるヘアスタイル。
◎チオグリコール酸グリセリン
スビエラ(酸性パーマやストレート)などの使われるGMTと呼ばれています。
パーマやストレートなど用事混合などでシスティアミンなどと、
使うカール剤としても使われるいま話題の薬剤です。
チオグリコール酸グリセリン単独ですとチオ系・システインの、
中間くらいのかかりで、酸性から中性で使用されます。
■質感にあうヘアスタイル
1.縮毛矯正でダメージを迎えるロングヘアやクセ毛の方に向いています。
2.毛先にウェーブやカールを求めている方。
ウォーム系やホット系にあわせた質感パーマ
デジキュア低温加温パーマはウォーム系がベスト
ウォームイコール低温加温パーマ60°C「デジキュア」。
ダメージを迎え・早いパーマ還元・中間水洗がいらない、
いまの時代にあった新商品ですね!
薬剤はシスティアミンを使用しますがアルカリ剤は一切入っていません。
ノンダメージを基本に考えて作られています。
■デジキュアの効果
1.低温加温「60°C」通常デジタルは90°Cです。
2.高温デジタルは3時間くらいですが、低温加温パーマは2時間15分
3.中間水洗が不要
4.薬剤の浸透が良い「クリームタイプ」
など低温加温パーマの悪い部分は見つからないくらい、
時代にあった素晴らしい薬剤です。
■ホット系パーマ
通常の高温デジタルパーマは完全乾燥するので、
硬い髪質やバージン毛には適しています。
ドライ状態にすることでかかりにくい髪質でもしっかりかかります。
ただし、髪に負担が低温加温パーマよりは負担がかかります。
ダメージ毛や普通毛には低温加温パーマのウォーム系がベストです。
■クリープパーマ
クリープとは還元剤がコルテックス内の細胞がゆっくり移動し、
毛髪内部の構造を安定させています。
「毛髪内部に安定してかかる移動時間をクリープと呼びます」。
ウォーム系やホット系もクリープパーマの理論と同じ。
薬剤だけのコールドパーマとちがうのはこの点です。
まとめ
近年のパーマの薬剤の進歩などめざましいものがありますが、
施術の仕方はむかしからのようなていねいさが結果に表れます。
髪質にあった薬剤、髪質にあったロッド、適切なタイム、
かるいテンションなど考えて施術を行うこと。
知識としウォーム・ホットを使いこなしていきましょう。
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