ロングヘアを早くキレイに均一に
合理的な方法で均一に
美容師をやっているとロングヘアの毛染めは放置時間も長く、
回転がわるく一人の人につきっきりになつて生産性が悪くなりますが、
時間を早くきれいに施術する方法があります。
薬剤で根本・中間・毛先とわけて調合する方法です。
ヘアサロンウェーブではこの方法でロングへアを早く均一に染めています。
目次
1.ヘアカラー染めは「見て覚えろ形式」古いやり方
2.根本・中間・毛先を分けて塗布
●毛髪診断を見分ける
●時間と染まり具合を計算してヘアカラー剤を調合
3.まとめ
ヘアカラー染めは「見て覚えろ形式」古いやり方
仕事を盗むのと頭皮の理論は別もの
美容師の教育として見て覚えろ形式があります。
ヘアカットやヘアセットなど自然に視線から入り、
感化されイマジネーションを刺激して、
自分で考えヘアテクニックも感性を磨くことも大切ですが、
そのなかで誤った理論を知らぬまに教えているパターン。
■ヘアカラーの発色は地肌近くの熱のため
先輩の美容師から教わったヘアカラーの理論です。
こらは誤った解答ですね!
新生毛は毛髪の油分や水分など多く含んでいるために、
ヘアカラー剤の粒子が作用し発色し明るくが理論的に正しい答えです。
ヘアカラーなどの一例ですが、その他のカットやパーマなども同様で、
感性など頼ったテクニックでは人には伝わらないようですね!
根本・中間・毛先を分けて塗布
速くキレイに染めるには毛髪の状態がカギ
ハイトーンとバージンヘアでは薬剤の選択も変わります。
ハイトーンの新生毛と既存部の状態をみてヘアカラー剤の選択を。
バージンヘアはハケの使い方だけを気をつければヘアカラー剤は1色でOKです。
相反してる状態ですが放置時間や薬剤の種類は大きく異なります。
■毛髪診断を見分ける
既存部は3か月前の状態で、太く硬い毛髪、細くやわらかい毛髪においても、
薬剤選択や放置時間や薬剤の塗布量が変わってきます。
この時の既存のトーンレベル9トーンで、
根本は新生毛で毛染めをしていない状態で考えましょう。
「太く硬い毛髪」
一般的に染まりずらく放置時間や薬剤の塗布量も多くなります。
既存部の処置と新生部のヘアカラー剤のレシピも変わりますね。
新生毛は7レベルのトーンを出したければ、
8レベルの薬剤を選択して量も多く塗布します。
既存部はネイチャーコントロール(色味がない)は7トーンの色味+6/00+7/00を、
ミックスしますが6/00を多めに入れて新生毛とのトーンバランスを図ります。
染まりが悪い髪質を計算して薬剤の種類と時間を計算する。
「細くやわらかい毛髪」
染まりやすい毛髪ですので放置時間も薬剤の量も普通量になります。
新生毛や既存部も合わせてレシピが適切です。
新生毛は(新生毛)は7レベルのトーンを出したければ、
6-7の薬剤を選び明るくならないよう塗布します。
既存部はネイチャーコントロール(色味がない)は7トーンの色味+6/00+7/00を、
6/00と7/00を基本通リ7トーン(色味)に対し1:1の割合に。
染まりが良い髪質を計算して薬剤の種類と時間を計算する。
■時間と染まり具合を計算してヘアカラー剤を調合
太い毛髪と細い毛髪を比べても放置時間も変化することを理解したと思います。
毛髪診断での見極めから薬剤の選択や薬剤の塗布量など、
お客さまの求める配色を計算して塗布します。
根本・中間・毛先を分けて塗布
1step(根本)2step(中間毛)3step(毛先)
例:根本はノーマルで毛染めなし既存部は9レベルから、
全体を8レベルの色が希望の髪で考えます。
1step(根本)
根本は健康毛の5-6レベルですので8レベルを選択します。
2step(中間毛)
中間毛から既存部と考えますこの部位からクリア剤を10-20%混ぜて、
根本や毛先との調和を考えます。
3step(毛先)
髪の退色が激しい毛先は20-30%のクリア剤を混ぜて、
髪全体の均一を図ります。
ヘアサロンウェーブの毛染め方法はここがポイントです。
まとめ
ヘアカラーからパーマやカットなどの美容情報を更新します。
流山市にあるヘアサロンウェーブはブログで、
美容情報を更新しています。