界面活性剤のシャンプーの分類
界面活性剤はなあに?
界面活性剤は世の中でなくなってしまうと、
とっても困ってしまう程生活に密着している物質です。
電気や水と同じくらい生活のあらゆるものに関係しています。
調剤のお薬やお酒の防腐剤から、食器から身体まで入っています。
今回は美容に関するシャンプーを中心に考えてみます。
目次
1.界面活性剤の意味と成分
2.両性界面剤の成分
3.まとめ
界面活性剤の意味と成分
冒頭でも説明しましたが界面活性剤は水と油のような物質でも、
別々の物質として区分けを境界線をつくり効果的に作用させます。
例としては水や空気など下げる働くきがあります。「表面張力」
アニオン界面活性剤の種類
高級アルコール系
■ラウリル硫酸Na
一般で売られている「パンテーン」や「メリット」など、
市販で売られているタイプはこちらになります。
泡立ちがよく洗浄力がある。
■ラウレス硫酸Na
ラウリル硫酸Naとっても成分もとっても近いですね、
ラウリル硫酸Naよりもやさしいタイプ
■α-オレフィン系(オレフィンスルホン酸Na)
高級アルコール系と似たような成分ですが、
自然界にやさしい環境に適しタイプ
アミノ酸系
■グルタミン酸系・アラニン系・グリシン系
●グルタミン酸(ココイルグルタミンNa・・他)
サロン専売品の中でも多い成分です。
髪にやさしくコンデション二ング効果も高く高価。
●アラニン系(ラウロイルメチルアラニンN・・他a)
適度な洗浄力と脱脂力を兼ね備えた成分です。
グルタミン酸よりもさわやかに洗い上げます。
●グリシン系(ラウロイルサルコシンNa・・他)
温和な脱脂力を擁しています。
身体洗浄剤や歯磨きまで幅広く使われている。
タウリン系
■タウリン系(ココイルメチルタウリンNa・・他)
合成アミノ酸といわれグリシンに近い成分。
AMT皮膚や身体にやさしい洗浄剤。
■タンパク質由来系(ココイル加水分解コラーゲンNa)
コラーゲンを分解して作られた成分。
髪や頭皮に優しく髪の毛の感触をなめらかにコンデショナーを整える。
■スルホコハク酸系(スルホコハク酸ラウレス2Na)
他の界面活性剤とミックスすることにより、
起泡力を増す高級アルコール系が元となっていますが、
皮膚に対する刺激も弱く、目にもやさしい洗浄剤。
石けん系
■アルカリ石けん(オレイン酸・・他)
一般的な石けんです。生分解性が高く、洗浄力が高い。
生分解性とは自然にやさしいという意味です。
自然の川や海に流してもそれが微生物となっていく、
自然にやさしい分解のこと。
■酸性アルカリ石けん(ラウレス酢酸・・他)
アルカリよりもやさしく洗浄力があり、
生分解性が高く弱酸性なので刺激が弱い。
アミドエーテル硫酸系
■アミドエーテル硫酸系(PEG-3ヤシ油脂肪酸アミドMEA硫酸NA)
高級アルコール系でAMTと似た成分。
皮膚刺激がアルコール系よりも弱く酸性である。
両性界面剤の成分
ぺタイン系
■アミド型(ラウロミドブロビルぺタイン・・・他)
ベタイン系両性界面活性剤。
アニオン界面活性剤と組み合わせると泡や粘土が増す。
洗い上がりはしっとりとした良好な質感が得られる。
■イミダゾリ二ウム型(ココアンホ・・・他)
低刺激性洗浄剤です。
肌に敏感な人に向いている。ベビーシャンプーなどが使用。
まとめ
界面活性剤と両性界面活性剤と大きく2つに分類されますが、
界面活性剤についてはたくさんの使い方があります。
今日ブログで紹介したものは代表的な成分です。
流山市にあるヘアサロンウェーブは、
ブログで美容情報を更新しています。