コスメパーマの種類 ロレアル アリミノ ルベル
コスメカール(化粧品扱い)の背景
近年は薬剤の改正を行われコスメカールは緩和され、(SH基を持っている)計7%以内であれば、
チオグリコール酸+システィン(2%)など使用されることが可能になりました。
5%の内容成分であればシステアミンやアルギニンなども自由に配合され、
髪の保湿力や弾力性などダメージ毛からエイジング世代まで広く需要があるパーマ剤です。
目次
1.ダメージレスパーマと背景
2.コスメカール(アリミノ)
3.プリズムプラス(アリミノ)
4.プライヤカール アドール(ルベル)
5.カーリア(ロレアル)
6.まとめ
ダメージレスパーマと背景
一般の方のパーマの関心の高さは70% あり、その中で施術で失敗した数字は60%
失敗した理由は、1.すぐとれた2.ダメージが残った3.再現できない4.かかりすぎ5.似合わない。
その中でもパサつきやダレやすいなどケミカル部分も大きく、
パーマを持続的にかけるエイジング世代が多いためパーマが減少する要因があります。
そんな背景から潤い、ダメージレス、質感を合わせ持ったコスメパーマは、
アルカリ度も低く乾燥から髪を守ります。
コスメカール(アリミノ)
ストレスが少ない弾力のあるしっかりとしたカール
コスメカールの主成分は「システアミン」。
フンワリ感を出すような質感が特徴です。
髪の負担を迎え、パーマもしっかりとしたカール力。
医薬部外品に比べアルカリ度も低くしなやかな手触りが出てきます。
ヘアカラーや縮毛矯正との同時施術も可能で、
ヘアデザインの幅とスタイリングする楽しさが”UP”するトレンドパーマ剤です。
コスメカール(アリミノ)はNO1出荷量を誇りますが、プリズムプラスに逆転を許すような感じですね!
プリズムプラス(アリミノ)
潤い・リッジをキープ・ダメージレス
1.潤い2.リッジをキープ3.ダメージレス
吸着スプリング処方が、アルギニンとコラーゲンが保湿成分をキャッチして、キューティクルにオブラート。
リッジをキープシステアミンにチオグリコール酸+システィンで高いキープ形成力をキープ.
ダメージレス中性・低アルカリ処方で髪への負担を最小レベルに。
従来品のコスメカールはシステアミンベースになっていて、
プリズムプラスはシステアミンべーズにチオグリコール酸+システインプラスされた還元剤。
成分内にはアルギニンを配合し、濃度を下げ髪のダメージを軽減し、
吸着スプリングによって保湿成分をキャッチして抱え込む特性があります。
*吸着スプリングとは(ポリクオタニウム-50、ポリクオタニウム-22、ポリクオタニウム-6のこと)
コスメカールよりも保湿性を高め吸着スプリングによって、
髪のしなやかさや弾力性や質感をアップしました。
プライヤカール アドール(ルベル)
4種のミックスでイオン効果で「ダブル作用」
システイン・システアミン(プラスイオン)チオグリコール酸・チオグリセリン(マイナス)でイオン効果
カール形成成分はプライスイオンを持つものと持たないものがあります。
システイン・システアミン「プラスイオン持つ」
一剤塗布時にマイナス帯電している毛髪表面にキューティクルに付着し還元作用が働きます。
チオグリコール酸・チオグリセリン「マイナスイオンを持つ」
一方プラスイオンを持たないチオグリコール酸・チオグリセリンは、髪の表面は付着せず髪の内部(コルテックス)に作用します。
このようにそれぞれの還元剤の性質を利用し、キューティクルとコルテックスに働きかけることで、
根本から毛先まで均一にパーマ形成が行われます。
*パーマとイオン結合の関係
マイナスイオンと、プラスイオンの結合です。パーマにおいてのイオン結合は、
毛髪がアルカリ性に傾くことで切断され、二剤の酸性によって結合を元に戻します。イオンPHの等電帯は(ph4.5~5.5)に戻ことでイオン結合戻し、毛髪を乾かすことで水素結合を戻します。
カーリア(ロレアル)
内部補修イネオンGと表面保護保湿マイクロエマルジョン
ロレアルの特許「イネオンG」低分子カチオンポリマーは毛髪内部に吸収しダメージ部位を補修します。
毛髪の表面を保護し、なめらかさを与え、2種類のポタニカルオイルがローズオイル&カモミールオイルが保湿を高める。
機能性を高めロレアル独自の成分をプラス
ベースは「システアミン」をロレアル独自の特許成分を配合したカーリアは、 プルンとした髪の弾力性と持続性をキープ、
全ての髪質に対応した操作効率が高い。
まとめ
コスメパーマはダメージ毛の人やエイジング世代の人に需要があり、
パーマに失敗経験のある人など、ヘアサロンの単価アップや潜在的なメニューの掘り起こしの起爆剤に。
また、メディア(美容本)やメーカーなど開発に力を入れている商品です。