低料金ヘアカラー専門店の意味と利用方法
ヘアカラー専門店はヘアカラー剤の質やブローが?
いま格安ヘアカラー店を利用する一般の人が多いですが、
システムなどがわかりずらい内容になっています。
格安店は「安い」「早い」「手軽さ」この3点が魅力です。
内容についてプロからの視線で解説します。
目次
1.メニュー内容
2.価格が安いカラクリ
3.テクニックが必要なヘアカラーが期待できない
4.まとめ
メニュー内容
部分染めが1000円前後、根本が2000円前後、全体が3000円前後の料金内容です。
ヘアカラーの格安店ですからカラー施術だけのメニューになっています。
カラー剤は一流品と明記されているサロンもありますが、
在庫の仕入値が大量に注文して価格設定を迎える努力を行います。
ヘアカラーブランドも国内の一定の評価があるタイプを使用し、
価格の安さを仕入れでカバーします。
一流品の中の新製品などのヘアカラー剤を使うことはありませんので、
明るい彩度のあるタイプや、深みがある持続性が高い、ヘアカラーは使っていません。
価格が安いカラクリ
なんといっても単色ベタ塗りの作業ですので、美容師にも特別な技術を必要とせず、
美容学校を卒業して間もない人でもお客さまに施術することが可能です。
メニュー内容にも説明した通り、仕入れ価格も安く迎えているので、
人件費や仕入れのコストを迎えてこの価格を実現しています。
メニューもヘアカラーだけのメニューが一般的で、
スタイリング(ヘアブロー)はついていません。
サロン内にスペースがあって、そこで自由にご自分で仕上げます。
お店もブロードライをしなくてもいいので回転率も上がる仕組みになっています。
テクニックが必要なヘアカラーが期待できない
お客さまは技術が必要なヘアカラーを、格安店を選ぶことがありませんが、
問題は自然なヘアカラーでも、薬剤の知識が必要なケースがある場合は注意が必要です。
既存部の色落ちした部分の処理などです。
毛先にカラーコントロールのクリアをヘアカラー剤が入れる必要があります。
新生毛・中間毛・既存毛によって3種類のヘアカラーなど調合を作り、
セミロングやロングを均一に染め上げる技術が大切です。
一般的に格安店の場合は手間を省く傾向にあります。
理由は時間もかかるし、薬剤の量もかかるからです。
見た目キレイな均一感のあるヘアカラーはこのような知識と作業が必要です。
格安店の場合もしも美容師に、知識があっても余計なことはしません。
ショートヘアなら大きな問題はありませんが、
ロングヘアの場合は均一感が大切ですので、格安ヘアカラー店には向いていません。
こだわらず、手間が省けて、白髪やカラーを染められる人には、
適してヘアカラー専門店です。
まとめ
白髪染めなど特別に技術や知識などが必要がない場合は、
ヘアカラー専門店は適していますが、ヘアカラー店の内容を理解することが大切です。
ホームカラーをご自分で染めていた場合には、
髪も傷まず手間が省けるので活用できます。
また、ショートからボブくらいの白髪染め(リタッチ)など限定し、
ヘアカラー専門店で技術のいるヘアカラーはヘアサロンと使い分けることがベストです。