ウエライルミナとホーユーアプリエのちがい
高明度・高彩度と共通点が多いが仕上がりは異なる
色の明るさはどこに基準をもたせているかでちがいますが、
イルミナは6~12トーンまで幅が広く、アプリエは11~15トーンとハイトーンと絞っています。
染料の濃さは2商品ともメリットとしてありますが、
レベル(明るさの基準)は明らかなちがいがあるようです。
ヘアカラー剤のメリットとデメリットを比べてみました。
目次
1.ホーユーヘアマスター「アプリエの魅力」
2.ウエラ「イルミナ」は彩度(鮮やかさ)が優れています
3.まとめ
ホーユーヘアマスター「アプリエの魅力」
ハイトーンカラーの彩度はアプリエが効果的
明るい配色にはアプリエがいいですね~業界初の3剤式のヘアカラーは画期的です。
明るい色なのに発色は感動もんです。
ワンプロセスでダブルカラーができ、時間や工程が減るので価格も節約できる。
色の発色はクリア(透明感)で色味をしっかり表現しています。
透明感とやわかい質感を専用のブリーチ剤で、いままでにない発色が可能になりました。
デメリットはレベルダウンができない弱みがあります。
ブリーチ剤は3剤に入れていきますが染料も濃いのでレベルダウンには向いてはいません。
アプリエは11-15トーンまでの明るいメニューがありますが、
明るいヘアカラーから暗めのレベルダウンには向いていないようです。
理由は先ほど言ったように染料の濃さが原因しています。
6~8レベルの明るさからレベルアップはgoodですが、
明るい色から暗いトーンダウンや、黒染めから明るい色も同様です。
あくまでも既存毛から明るい発色にするタイプのヘアカラー剤です。
ウエラ「イルミナ」は彩度(鮮やかさ)が優れています
幅が広く鮮やかさがポイント
ウエラが特許をもっている水道管の金属から、毛髪についた金属イオンを除去する技術によって、
髪の傷みを最小限に迎え鮮やかな発色を可能に。
ダメージを迎え高明度&高彩度を実現できるのが「イルミナ」の特徴です。
操作性にも優れ経験の浅いアシスタントでも十分キレイな発色が可能です。
明るい外人風のような流行を発信したイルミネは、
ヘアサロンに必要なアイテムヘアカラーです。
また、イルミネは白髪染めにも使用できる点は幅の広いヘアカラー剤といえそうです。
デメリットは濃すぎる染料にあります。色も6レベルからあるので幅がありますが、
染料が濃いので色によって明るいレベルではなく暗く発色します。
12レベルまでなのでアプリエのように明るい透明感ではなく、
やわらかな質感のある色彩で透明感には欠けるようです。
まとめ
ヘアカラーといえばミルボンも明るい彩度のタイプを開発中です。
日本人に合わせて発色は定評があるので楽しみですね!
いずれにしても髪のダメージと濃い明るいヘアカラー剤がテーマのようです。
この3社から目がはなせないヘアカラーの競争が始まっています。