ボブヘア プロが気をつけるカットポイント
ボブがキレイに見えるカットポイント
A.アゴしたラインにガイドを合わせる B.オトナ世代のボブヘア
ボブはシザーとセニングシザーでは硬い印象を避けるために、レザーやスライシングを使いやわらかな質感を出します。レザーやスライシングを使うと、えりあしやサイド部分など軽い感じがでますね。セニングを使う場合は中間から削ぎを入れ、毛先に従って細くするようカットするといいでしょう。いずれにしてもボブはいかにやわらさを表現するだがポイントですから。
①アゴしたラインにガイドを合わせる
「日本人に似合うボブ」
今回の課題のボブヘアは日本人の髪質を生かしたボブです。顔をキレイに見せるのはボブヘアで決まります。前髪はパッツンややわらかいラインに、シンプルなサイドラインの美しさ毛先の収まり感を出す。アンダー部分はボブの硬い印象ではなく、やわかみを表現するようなデザインに。
日本人の黒髪の美しさ・・・日本人の黒髪は良質の髪質です。白人はクセ毛も強く思ったような色には染まらない、アジア諸国の韓国や中国の方も染まらないことが多いようです。理由はキューティクルがキレイに整っていないことが原因です。日本人のキューティクルはツヤがありしかも思った色に染まります。ボブヘアスタイルに合う素材を日本人にピッタリです。
②オトナ世代のボブヘア
「前髪スッキリ・ひし形シルエットを守って」
オトナ世代のボブはハイポイントのボリュームを出すと、かえって老けやすいのでサイドにボリュームを出した「タマゴ型」が基本です。そんな、オトナ世代のポイントは前髪とバックとサイドの重い軽さとの調和です。前髪はギザギザを入れて動きや、眉上でカットし老け顔からすこしでも若い印象を。サイドもやや下にウェートを持たせ膨らみを与えます。デザインバランスはやや前下がりのフォールムにまとめます。
ボブにはレザーやスライシングは充分注意をはらう
「切り込みすぎてつながりがなくなる」
ボブの硬さを迎えるために、レザーやスライシングなど使う場合は切り込みに気をつけます。この技法は使いなれた高度なテクニックと経験が必要です。