高彩度・高明度のヘアカラーのデメリット
ハイトーンカラーは全てキレイに染まるわけではありません
A.高彩度・高明度のヘアカラーよく知る B.既存毛を明るくする場合のデメリット
日本人の髪色を外人のような彩度・明るさ・つやを出す「高彩度・高明度のヘアカラー」ですが、
日本と海外のメーカーが競争して同じタイプの商品を取り揃えています。
問題なのは美容師さんが商品を理解不足が、このタイプのデメリットを考えます。
①高彩度・高明度のヘアカラーよく知る
「大手3社の商品特性を理解する」
ウエラ「イルミネ」ホーユー「プロマスター」ミルボン「アディクシィ」は未定時期発売です。
ウエラはこの3社の中でも染料が一番濃いようです。
ホーユーは3剤式のハイ”透明感”のネーミング通リ11レベルから15レベルに絞ったヘアカラー剤。
ミルボンはオルディーブは日本人に合わせた商品を作っています。
赤メラニンが多い日本人ですが既存部が褐色し、しっかり彩度を表現した場合にはイルミネがgood。
透明感と明るさを出した人にはハイ透明感のプロマスターがおすすめします。
赤メラニン・黄色メラニンにわけて商品をつくったオルディーブです。
髪の状態や希望色によって使いわましょう。1社で全てをまかなうには無理があります。
②既存毛を明るくする場合のデメリット
「明るいヘアカラーでも染料が濃いのがポイント」
明るい色のレベルの上げ下げと、彩度の色を変えるのには注意が必要です。
イルミネとプロマスターは色の彩度を変えるのは向いていません。
理由は色の濃い染料にあるからです。いずれも明るく色味があるのがポイントです。
暗い色から明るい色には向いていますが、明るい色から他色にするのには向いていないからです。
明るい色でヘアカラーチェンジしたい場合は、ティントコントローラー(脱染剤)を使用します。
色が残っていると色がミックスして希望の配色が出てこないからです。
そういった意味では他の商品に比べ、メラニンによって色を変えるミルボンは染料が薄いタイプです。
*ミルボンも新製品のヘアカラー剤を開発中だと想定されます。