傷みを迎えキレにかかる持続性パーマ

傷みや仕上げがしずらくなると敬遠される

パーマは傷みが気になる、高いメニュー、時間がかかる、パーマが思ってようにかからないなど、
心配を解消できるパーマや提案してもらえないのであきらめてしまう。

髪の傷みを最小限に迎えて持続できるパーマ剤が、
美容メーカーが次々に発売されています。

カーリング料であるシステアミンベース(1剤)に処理剤を活用します。
しなやかさ弾力性が残った仕上り感が得られます。

傷みを迎えキレにかかる持続性パーマ

目次

1.低アルカリ系ベースのホット系パーマ 

2.システアミンベースにオイルでやわらかさを表現

3.まとめ 


低アルカリ系ベースのホット系パーマ


オイル系の1剤後にPPTを塗布ししなやかさをキープ

■軟化には温度管理とドライ具合が決めて

ヘアサロンウェーブでは「ナノオーディス」のホット系パーマ剤を使用しています。
カーリング剤のシステアミンベースを使用します。
軟化を速めるために効率的にスチームを使用します。

1剤:システアミン 処理剤1:チオグリコール酸アンモニウム 処理剤2:加水分解コラーゲン
1剤に対して 処理剤1:20% 処理剤2:20%を髪質によって薬剤をミックスします。

処理剤1:加水分解コラーゲン

中間処理後はオイル系のPPTを使用します。
1剤の還元剤にタンパク質や軟化をやわらげる処理剤を加えるのがポイントです。

処理剤2:加水分解コラーゲン

1剤後の髪は水分がなくなるようしっかり乾かしてください。
ドライ後は水に10%前後(処理剤2の加水分解コラーゲン)を加えることでタンパク変性をやわらげます。

ロッドを毛束の円周と同じロッドで15分~30分を加温します。
*プラモデル用の熱センサーで90℃になって時点でロッドアウトします。


システアミンベースにオイルでやわらかさを表現


システアミンのパーマ剤で髪のしなやかさが得られますが、
そこに酸化剤(2剤)にセラミドオイルをプラスすることでしなやかさを表現できます。

保湿効果に優れているオイルがみずみずしい仕上がります。
システアミンはアルミノ「プリズムプラス」にセラミドオイルを2剤にミックスするだけです。

アリミノ「プリズムプラス」

仕上りのヘアケア剤はシュワルコフのオイルシリーズは、
「イノセンスシリーズ」を使うと一層の効果が得られます。

シュワルツコフのヘアケア剤