ロングヘアの既存部の処理方法
3stepで一度に塗布しよう
ロングヘアを均一に染めるヘアカラーの高度な技術がつまった難しい施術です。
既存部の毛先と均一に染めるには、経験と薬剤知識によって均一に染めることができます。
特にロングの場合はグラデーションヘアカラーなど、もっとも高度なテクニックです。
既存部の処理は時間やミックスするヘアカラーの使い方など、
アシスタントからベテランの技術者まで覚えていかなけれいけない技術ですが、
現実に使いこなしている美容師はごくわずか、通常に使う技術をご紹介します。
目次
1.ハイカラ―の既存部処理
2.グラデーションヘアカラー
ハイカラ―の既存部処理
毛先の染料の落ち込み
■染料が残った部分にクリア剤をプラス
ハイカラーや明るいヘアカラーの調整はクリア剤で対応することが多いですが、
放置時間なども考えて薬剤の調整や塗布を行います。
ロングヘアの既存部の処理方法としては、根本・中間部・既存部と薬剤の塗布を行います。
塗布は根本から既存部まで3つの薬剤を調合します。
染料の残量が多い既存部は30%のクリア剤を混ぜて塗布します。
一般的に根本から染め最後に毛先を塗布するので、
染根本の発色が染まってしまうので。根本・中間・毛先の順で染まるようにします。
他の方法としては毛先に直接クリア剤を塗布し、毛先の染料の落ち込みを防ぐこともできます。
グラデーションヘアカラー
鮮やかな発色を出す方法
■ティントコントロールで染料を抜希望の色を入れる
グラデーションでキレイな色を入れてキレイに発色させる方法は、
中間から毛先部分をティントコントロールで染料を抜いてあと。
ホーユーのアプリエのラベンダーアッシュなどを入れ、
放置時間をしっかり入れることで鮮やかなキレイな色が出てきます。
過酸化水素は2%~3%のタイプを使い時間を長く入れることで鮮やかに入ります。
イルミナのオーシャンやミルボンのアイスブルーもキレイに発色します。
色をプラスさせたい時はカラーコントロールをつかいましょう。