美容室でパーマを失敗しない成功術(薬剤編)
パーマの一剤の中間(お湯で流す)リンスが決めて
A. 1剤後の中間水洗がポイントです B.薬剤の塗布とくに2剤はしっかり塗布
パーマの決めては還元剤あとの中間水洗が大切です。
還元剤(1剤)後の酸化作用(2剤)によってパーマはかかりますが、
還元作用は酸化作用を塗布したあとも還元作用がすすみしっかり結合しません。
1剤塗布後に中間水洗を行うことで還元作用はおさまり、酸化作用も再結合されシスチン結合がより強固に結合され、パーマの持ちもよくなり表現力もアップします。
パーマのベースである均一感のある削ぎもポイントの一つです。
パーマというと薬剤やロッドなどと思われますが・・・
カットデザインをベースを考えてうえでの薬剤処理です。
1.剤後の中間水洗がポイントです
始めでも中間水洗の大切さを説明しましたが、美容室で行われている薬剤処理は中間水洗を行っていないのがほとんどです。
理由はムダと思われる作業をすることで施術作業が乱れることと、
もうひとつは薬剤知識などが原因です。
中間水洗を行うことで髪のダメージを軽減しパーマのかかりがよくなります。
また、パーマがとれやすい、強いパーマを希望の人は2剤処理後に加温することをおすすめします。温めることでクリープ処理を行うことでパーマの持ちもアップします。
2.薬剤の塗布とくに2剤はしっかり塗布
薬剤の処理は見過ごされがちですが、1剤2剤をしっかり塗布することでパーマのかかりムラを防ぐことができます。カットデザインがよくても薬剤塗布に失敗すると、パーマを失敗しとりかえしがつかなくなります。
ロッド1本1本ベースデザインに合わせて巻く、
スライスを的確にとるなどの作業と同じ感覚で薬剤処理をします。
また、ロッドを巻いてる時は水を髪に十分染み込ませるよう注意をはらいます。
ロッドが巻かれた状態で髪が乾燥することで、
パーマのかかりムラを起こす原因になるからです。
髪を乾燥させないよう十分に水をつけ薬剤塗布を行うようにしましょう。