ホーユーアプリエは高度なヘアカラー剤
イルミナやアディクシーは計算できるがアプリエは使って覚える
A. ツヤ感(透明感)は素晴らしいアプリエ B.個性的な色合い
ラベンダーアッシュは聞こえはとても受けが良いが、
前処理や髪の状態を見て使わないと失敗します。
ハイトーンカラーということでヘアカラーの経験や知識が必要ですが、
アプリエの場合はカラーチャートのような鮮やかな色が出てこない場合があります。
全色お客さんに使った感想をまとめてみました。
1.ツヤ感(透明感)は素晴らしいアプリエ
イルミナ・アディクシー・アプリエはすべてツヤが素晴らしいですね。
その中でもアプリエは11トーン以上のお客さんに使用します。
単品のヘアカラー例はラベンダーアッシュやナチュラルブラウンなど、
使って見て思ったのは色がとても個性的だということ。
11レベル~15レベルということで色と明るさの計算がしずらく、
かなり使いこなさないと思った色は出てこない気がします。
色のベースは赤味や黄味を消すためにブルー系の色味が多く配合しています。
透明感も出やすくしているようですが、肝心の色味が計算できないのがデメリットです。
高明度・高彩度ということで染料が多く入っているので、
毛髪診断を誤ると色が残るマイナスの部分があるようです。
メリットは他メーカーの商品とミックスして使っています。
アンダーカラーの調整など透明感や色の厚みが出て使っています。
他メーカーでも明るい薬剤であればキレイに発色できます。
まったくのバージン毛は色の発色がわからないと注意が必要です。
2.個性的な色合い
アプリエはブルーベースが多く配合しているめ、透明感があり赤味や黄味を消し、
ブルー系の色を発色しながら赤味を高脱色によって消します。
この配合バランスを理解して健康毛や既存部など計算する必要があります。
アプリエベビーピンクは「赤味かかった淡いピンク」。
アプリエの中でも計算しやすく使いやすいです。
透明感(ブルーベース)にピンクがバランスよく調和されています。
ラベンダーアッシュは赤味がかった発色で、ナチュラルな色調を希望している人向きです。
ナチュラルブラウンは正直むずかしい発色で計算が一番しずらいラインアップです。
ダメージを負っていても染まることは可能です。