大人のシンプルなまとめ髪
きれいすぎるまとめ髪(アップヘア)は嫌われる
A.美容師はキレイに作りすぎる傾向 B.巻くカーラーの大小や方向性を決める
お客さまはきれいすぎるヘアアップは嫌う傾向があります。
タイトな部分と、ボリュームを出す部分を分けることがポイントです。
美容師さんはきれいなアップヘアをつくりがちですが、教科書通りのアップヘアはお客さんはよろこびません。
カットと同じように顔に合った似合わせるようなヘアデザインが喜ばれるようです。
1.美容師はキレイに作りすぎる傾向
まとめ髪を作る場合は前文で書いたようにきれいすぎるないように、髪をきゅうくつにまとめすぎないことがポイントになってきます。
大切なのはボリューム感とタイトな全体のバランス感覚です。
美容師は自分なりのアレンジでお客さまに似合うまとめ髪を提案しましょう。
カーラーなどで巻く場合気をつけない点は、初めから巻いてセットをするのではなく、髪をまとめてからカーラーの大小を選ぶようにします。
理由はボリュームの部分とタイトな部分を、明確に差をつけることと、髪質によってカーラーの強弱を使いわけることです。
場合によってはブロードライだけで、カーラーで巻かないでストレートな状態でまとめ髪を結いあげます。
子供さんのアップヘアも同様でタイト&カールで表現します。
基本大人とこどものヘアセットは変わりません。
2.カーラーの大小や方向性を決める
髪が細く軟毛の人はカーラーほ細く、ボリュームが出やすい人は、巻かないでストレートな状態で結い上げましょう。
ヘアデザインによってもカーラーの大小によって、カーラーの角度やデザインでカーラーの大小を調整します。
巻き方にも工夫が必要です。
毛先巻きなどは毛先にカールが強くなりすぎ、ヘアスタイルがだれてしまうことがあります。
こんな場合は根本巻きによって「根本から毛先まで」カールがつき髪に動きがでて表現力がアップします。