パーマ剤と年代別のテクニック
メディア(美容参考本)から出ているパーマの技術本がない
A.実は年代によってパーマの施術はちがう B.若い世代の美容師は技術(大人世代のパーマ)が劣っている
パーマの技術書は若い子が中心にメディア本が出版されていますが、
日本の人口は50代以上の人口も多く大人世代のパーマ技術内容が少ない。
若い子と大人世代の人でも満足できるパーマ技術が必要です。
若い子の髪質にあったパーマや、大人世代の人のパーマヘアの施術方法をまとめてみました。
1.実は年代によってパーマの施術はちがう
若い子のパーマヘアスタイルは大きくわけてカール風やウェーブ風なパーマです。
カール風は弱めのふんわりヘアで、ウェーブはs状のすこし強めのパーマです。
カットの削ぎとクリープによる弾力性のあるパーマが可能です。
●若い世代が気をつけるパーマ施術
1 パーマのふんわり感を出すクリープとホット系パーマ
2 弾力性の毛髪と軟毛の毛髪に薬剤やロッドでウェーブ調整する
3 カットベースで削ぎを多用する技術
●大人世代に気をつけるパーマ施術
1 髪にダメージがある場合はコスメ系パーマ。ハリなど表現したい人はシステイン系パーマ
2 水巻で巻くことでチリチリした感じを小さくやわらかな質感をつくる
3 まれに強くウェーブや硬い剛毛の人には、ロッドを細くしかも温熱によって髪をあたためる
2.若い世代の美容師は技術(大人世代のパーマ)が劣っている
若い子のパーマ技術はホット系やクリープなどの偏り、
大人世代の持続性がある強めのパーマの技術が不足している。
●若い美容師が大人世代のパーマが劣る原因
1 1剤の自然放置やパーマ剤の使いわけ
2 細いロッドで強くかけるロッド巻きの技術が劣る
3 ダメージ毛と健康毛に対しての処置
どうしても美容の場合は夢の追求やカッコイイヘアデザインに走りがちですが、
基礎技術の習得は怠らないように練習をしっかりつんで技術を身につけてください。