アヴェダの植物由来成分98%は誤っていないのか?
アヴェダは人気コスメであることは間違いはありませんが・・・
A.アヴェダの内容成分 B.オーガニックに向いていない人
一定の支持層から圧倒的な支持をうけているアヴェダの内容成分についてまとめてみました。
アヴェダはハリウッド女優さんなどが、有名人が使っていること、オーガニックブームetc・・
などの理由から日本でもデパートを中心にあるヘアサロンで購買できます。
オーガニックは自主基準に元によるルールを定めていたものなど、いろいろなオーガニック化粧品があります。
ヨーロッパのタイプは基準が高く国際的に評価が高い団体もありますが、
アヴェダは自主基準に元に作られアメリカが本社です。
オーガニックは自分の髪にあったものだからといって、
絶対に安心ということはありません。他のヘアケア商品と同様に自分にあったものをおすすめします。
アヴェダの内容成分をわかりやすく説明します。
1.アヴェダの内容成分
【石油系成分】
●ラウリル硫酸アンモニウム…(主成分)
ラウリル硫酸~ラウレス硫酸ともに高級アルコール系で、「洗浄力が高く泡立ちもよい」、
ラウレス硫酸は「ラウリル硫酸」よりも低刺激です。
アヴェダのセールストークに植物由来とか自然由来を使っていますが、
合成であり石油系のシャンプーです。
ここはポイントの部分で理解する必要があります。
●ココイルメチルタウリンナトリウム…(主成分)
タウリン系で含硫アミノからつくられる界面活性剤の1種でAMTとも呼ばれ、
皮膚や頭皮などにやさしい低刺激です。
●スルホコハク酸ラウレス2Na…(主成分)
他の界面活性剤とのなじみやすく起抱力が増す。(泡立ちがよくなる)
低刺激で肌にもやさしい。
【植物系成分】
●アボガド油…(他のシャンプー剤に含まれる)
アボガドオイルであるオレイン酸は抗菌作用と皮膚の再生や保湿をたすけます。
肌のハリのバルミトレイン酸や潤いのステロール酸が含まれ、サラッとした仕上がります。
●ローズマリー…(他のシャンプー剤に含まれる)
肌や頭皮に対して強い収斂作用(肌をひきしめる)があり、肌にハリを与え整える効果があります。
ローズマリーエキスには美肌効果やアンチエイジングによって美しい肌に。
●ラベンダーエキス…(他のシャンプー剤に含まれる)
殺菌効果・抗菌効果・収れん作用・抗菌作用などがあり、火傷・日焼け・筋肉痛・虫刺されなど、
皮膚をガードし整える効果があります。にきび予防の化粧品などにも配合されています。
*一部の内容成分です。
1.オーガニックに向いていない人
●ダメージ毛で髪がひどく乾燥している人
オーガニックは香りが薄く洗浄力も弱い、コンデショナーをしたあともギシギシ感がのこる。
ハードダメージのある人や、パーマやヘアカラーで傷んだ人には保湿性の高いタイプを使用がベスト
●油分が多い頭皮の人
オーガニックもタイプがあるので全てとはいえませんが、
一般的には洗浄力も弱いので、地肌と髪の油分をとってくれるスキャルプ系のヘアケア剤がベスト
●香りを重視する人
香りは薄いのが一般的です。
シャンプー後の香りに物足りなさを感じます。
●個人的なコメント
オーガニックブームもありアヴェダなどは売れているので
良い商品であることは間違いないと思いますが、
商品としては全ての人に向いている商品ではないこと。
植物由来成分98%はセールストークを言っているのは無理がある。
他の植物系のシャンプー剤も全て「オーガニック」になってしまう。
ヨーロッパのオーガニック国際団体のイタリア「ICEA」の認証を受けた、
ミルボン「ヴィラドラ」もアヴェダも、世界的にオーガニックの信頼のある商品に数えられていますが、
ヨーロッパや米国と認証機関が異なるオーガニック商品です。
オーガニック商品は厳しい認証機関によって、体や環境に配慮した合成物質を精査し、
世界基準に認証したものがオーガニック製品として認められる。
国内では厚生労働省の管轄のため、日本で製品化にはオーガニック商品を認められるは問題も多い。
また、オーガニックのセールストークの中にシリコン入りは”悪いイメージ”を植え付けていますが、
シリコンが本当に悪いもであれば、ヘアケア全商品の中90%以上の配合率がデーターがあり、
毛髪に合わせたシリコンは悪い成分ではありません。
オーガニックのペーハーは酸性であり、コンデショナーを使ったとしても、髪はパサパサで香りも薄く、
そのギシギシした髪を、オイル系のアウトバストリートメントを使い、
髪はべたつき汚れも落ちないなど、悪循環になる人も多いのです。
食物としての酸性はとてもいいですが、毛髪においては”マイナス面も多いのが”事実です。
アヴェダに関してもヘアサロンのオーナが大口に契約すると、通常のバックマージンも多く、儲かる仕組みが出来上がっているので、
商品を仕入れる側面があり、裏もあることを意識する必要がある。