グラデーションカットを失敗する時
ボンのくぼ部分とドライカットの毛量調整がカギ
1.目線でカットする 2.削ぎシザーで量感調整する
教科書通りにカットすればグラデーションカットすることは可能ですが、
人間の場合は髪質がちがい仕上がり具合が変わります。
また、カットする時の高さがポイントで男性の場合は、目線が高くポイントがずれます。
グラデーションのポイントでもあるボンのくぼの重みが上にずれて、
トップが逆に軽くなってバランスが崩れ、シルエットに丸みがなくなります。
最後の調整するときの削ぎを重みのある部分に軽くする必要があります・
1.目線でカットする
身長の高い人は失敗する確率が高いですね。
どうしても目線が上にくるので、トップが短くなってボンのくぼあたりが重い状態に。
下が重くなるとトップ後頭部周辺が軽くなって、
後頭部に丸みがなくなりカタチが崩れてきます。
男性はもちろんですが身長の高い女性も気をつけるようにしましょう。
クセになって正確なカット、本来のグラデーションのカタチになりません。
2.削ぎシザーで量感調整する
みなさんも経験していると思いますが、ウェットとドライでの仕上がり具合が変化します。
グラデーションの場合はえりあしは、サイドからバックの毛量調整を削ぎシザーで調整。
シルエットやバランスを遠くからみてバランス調整を行います。
ウェットのカット時に削ぎを入れすぎて軽くなり、
グラデーションの重みを表現することができなくなります。
サイドとえりあし部分の調整を削ぎシザーが決めてです。