硬い髪質に均一にパーマの方法
ボリュームを少なくすることがカギとなる硬毛パーマ
1.削ぎがターニングポイント 2.硬毛はダメージを負ったパーマ施術の調整
髪の硬い人は髪質内のコルテックス(やわらかいタンパク質)が多い、
キューティクル(硬いタンパク質)も7~10枚を考え削ぎと薬剤を選択します。
削ぎはシザーでボリューム調整を行い、薬剤はダメージも少なく均一にかかるコスメ使用。
1.削ぎがターニングポイント
キューティクルが細い髪質よりも多く枚数がある硬毛ですが、
髪質も健康でパーマのかかり具合も均一にかかります。
コルティクス(毛皮質)が多くパーマ剤の作用が効きやすい利点があります。
気をつけないといけないのはパーマがかかると、ボリュームが出て手に負えない状態に、
ロッドは太目にパーマ剤の作用が良くなるよう、十分に水を浸透させることが必要です。
削ぎも中間から毛先にかけて均一に行います。
ポイント
1.削ぎシーザーで毛先から中間に均一に行う。
2.髪に十分に水分を浸透させパーマ剤の作用を増す
3.太目のロッドで巻くことで均一にかかる
2.硬毛はダメージを負ったパーマ施術の調整
削ぎが多くしすぎて毛髪内のタンパク質が流れでてしまった場合は、
パーマ剤の作用が効かなくなってパーマがとれやすくなります。
前処理のタンパク質の補充やトリートメント剤を塗布します。
パーマ剤の作用も弱まりかかりすぎたり、パーマがとれることが防げます。
水巻などでかかり過ぎを防ぐこともできます。
ダメージを負っていない場合には、均一にパーマがかかります。
注意点
1.スライスはパーマの強弱で調整する
2.健康毛かダメージ毛かを見極める
3.巻き方には縦巻きやサポート巻きなど神経質にならない