美容室ロングヘア毛先が黒くなる理由
既存毛のダメージやアイロンやドライヤーの過多
1.ロングヘア毛染めの繰り返し 2.タンパク変性によるもの
毛染めをしていわゆる沈み込みの状態で、染める前は毛先が黒くないのに、
毛先が沈み込みを起こします。プロでも経験の浅いと均一に染まらないことがあります。
ヘアカラーによるダメージや、熱や紫外線のダメージ、沈み込みの症状は同じです。
1.ロングヘア毛染めの繰り返し
ヘアカラーの繰り返しによってダメージが蓄積されてヘアカラー剤が作用しない。
また、美容師が先輩に初めてヘアカラーの教育で、
根本が早く染まる理由は体温のためと教育されましたがこれは誤りです。
新生毛である根本付近はタンパク質の量がたくさん詰まっていて、
ヘアカラー剤が左右するメラニン色素に作用するためです。
毛先付近の毛先はタンパク質がキューティクルから流れ出てしまったことが原因です。
毛先の沈み込みの原因
1.薬品によるダメージ(パーマ剤・ヘアカラー剤)
2.紫外線によるダメージ(直射日光に含まれる紫外線)
3.熱によるダメージ(ホットカラー・ドライヤー)
2.タンパク変性によるもの
生卵をフライパンに熱すると卵焼が出来上がりますが、
髪もストレートに伸ばすためにアイロン(フライパン)の熱180°度によって、
毛髪内のやわらかいタンパク質が固まってしまう状態なってしまい。
※髪も卵焼きと同じ状態になることをタンパク変性といいます。
ヘアカラーなど薬剤の作用しない状態になる。
タンパク変性の状態になると、ヘアカラーの色が染まらない、パーマはかからなくなる。
見ため肉眼では判断がむずかしいのでプロでも誤ることがあります。
カウンセリングが大切に
1.毛髪診断で髪質の状態を見極め施術する
2.オイルや洗い流さないトリートメントがついていないか確認
3.黒く染めていないかを確認する
美容師による問診・視診・触診などの見極めがカギを握ります。
毛先が黒くならないような処置を行いヘアカラーすることが大切です。