50代の老けないカットヘアスタイル術

髪の違いがヘアシルエットを変化する

1.年齢によってヘアスタイルは変わらない、ただし髪や肌のちがいを理解する 2.

ヘアスタイリストはベースであるワンレングス。レイヤー、グラデーションの3つからヘアデザインを形成します。
つまりこの3つのベースから組み立てヘアデザインを提案します。
若い世代と大人世代のちがいは髪質と肌の状態です。大人世代は髪質と肌に合うようなヘアデザインする。

50代の髪はメリハリのあるデザインよりは、丸みのあるシルエットをつくることが基本です。
理由は体の重力の関係で全体に下に落ちてくるからです。肌のハリや髪も弾力を失われ、隠す部分や補正することがキーポイントに。
若い世代は髪も肌もハリがあるので、ヘアスタイルのシルエットもひし形がキレイに見えます。

1.年齢によってヘアスタイルは変わらない、ただし髪のボリュームや肌のシワやたるみを理解する

ヘアスタイルは前から見た基本型(ひし形)にカットすることで美しいシルエットが得られます。
年齢は関係はなくスタイリストがカットする場合は、ひし形をベースにシルエットを整えます。
トップをセイムレイヤー(やや重みのある段カット)部位が、前からみてとがった部位に、

とがった部位からスッキリしひし形のカタチをつくります。若い世代の場合はベース通リにカット。
大人世代はひし形のポイントの角の部位は、丸みをつける角の部位を消すためポイントを下に移行する。
理由は顔の筋肉(帽状腱膜)が年齢により下がってくるからです。

丸みをつけるというのは大人世代の髪のボリュームを補う必要があります。
ひし形のシルエットは髪にハリコシのある場合はシルエットも美しいですが、
大人世代の髪では重くなるので、トップをレイヤーを入れ丸みを出し、軽さや動きを表現します。

顔の筋肉いがいにシワやたるみも大人世代は出てくるので、隠すカットをすることが大切です。
とくに前髪はシワやたるみを隠すことのできる部位です。若い世代の場合は前髪を短くする人は少なく、
長めにしかわいく見せていくのが一般的です。大人世代は前髪を長くすることで老けることが多い、

大人世代は前髪を短く見せスッキリしたイメージに、ただ、こめかみ部位は長めカットする必要があります。
理由は目じりのシワやたるみなど隠すためです。

50代の老けないためにするカットテクニック

1.前から見たシルエットひし形のシルエットでなく、やや丸みのあるシルエットにする(全体に下がった感じをぼかす)
2.前髪は短めにこめかみ部位は長めが基本(シワや骨の出っ張りを隠す)
3.トップは軽く、動きを表現する(ボリュームダウンを防ぐ)