ヘアカラーのグレージューとグラデションのやり方
いずれもファッションヘアカラーの定番です
1. ヘアカラーのグレージューの作り方 2.ヘアカラーのグラデションの作り方
この2つのヘアカラーはファッションヘアカラーの定番です。応用のテクニックを必要としますが、
薬剤の使い方と放置時間がカギを握ります。いずれも12トーン以上のハイトーンカラーの明るさがベースに。
大切なのはヘアレシピの選択が結果に左右します。また、基礎のヘアカラーを卒業したむずかしいテクニックです。
1.ヘアカラーのグレージューの作り方
明るいトーンの人がそのままヘアレシピを塗布することで、グレーのような彩度を表現できるグレージューです。
12トーン以上の髪の状態の人にピッタリのヘアカラーです。ヘアレシピを選ぶときは暗い3トーンを選びます。
ミルボン5-60+2N 1:1の割合で、ウエラコレストン3-88単品と、紫を基調としたヘアメニューを使います。
*ヘアカラーの調合はパープルの3トーン前後を使用します
放置時間は十分に置いて色のムラを防ぐことがポイントです。時間が速いと色がムラになるのでテストを注意しましょう。
グレージューの場合はヘアレシピが全てといっていいでしょう。薬剤の量もやや多めがベストです。
根本・中間・毛先に3段階にわけて薬剤を選ぶことが大切です。
根本は新生毛で水分や油分が髪に十分に満たしていますので、明るくなり過ぎないよう薬剤の調合(全体のトーンに比べ)をやや暗めに。
中間毛は既存部の状態をみて調合し、毛先はダメージがあるので暗くなる傾向がありますのでクリア剤は必須アイテムです。
メーカによっても色を計算して作ってください。
2.ヘアカラーのグラデ-ションの作り方
とてもシンプルはヘアカラーです。毛先をブリーチし色をのせて陰陽を表現するヘアカラーテクニックです。
ただし、基礎のテクニックをマスターしないと、均一に仕上がらないヘアカラーでもあります。
グラデーション毛先を表現するので、毛先はブリーチを均一にすることで、毛先の色も鮮やかに表現できます。
グラデーションで気になる点は、根本の新生毛で色が黒い場合は根本も薬剤を使用します。
1.新生毛の塗布 2.毛先のブリーチ 3.毛先に希望の色を塗布とすくなくても3段階に分けて、ヘアカラーのレシピを分けて行うために、
時間も料金もかかるために余裕が必要です。
ヘアカラーのカウンセリングの段階で、十分な色のチェックが大切で、ヘアカラーも髪質や色表現も仕上がった状態も結果がわからない場合も多い。
つまり、カウンセリング時に話した色と、仕上がった色が異なる場合があるからです。
そういった意味で経験と、ヘアカラーの知識、テクニックがあった初めて満足できるからです。
応用のヘアカラーをマスターしている人でないと、とても複雑でむずかしいグラデーションです。