ヘアカラーのミルボン・ホーユー・ウエラの比べ

各社のよって強みや弱みがあるなか使いこなす

1. ブラウンが自然でキレイなオルディーブ 2.染まり具合が抜群イルミナ・ニッチなアプリエ

ヘアカラーはメーカーによって強みや弱みがあり、強い部分を認識してお客さまに使いこなす。
髪の浸透はウエラのイルミナからコレストンで、日本人の髪にあったシーズンカラーのオルディーブです。
アプリエは限定的なヘアカラーで11LVから15LVなどにおすすめ。

中でもグレー(白髪)ヘアカラーはくすみがすくないコレストンがしっかり均一に色が入ります。
グレーヘアカラーのオルディーブもプロジェクトも赤味が出てくすみ感が出てきます。
グレーヘアカラーはコレストンに、アルカリヘアカラーはオルディーブ、光沢感と色のくすみがないイルミナ、個性のアプリエ。

1.ブラウンが自然でキレイなオルディーブ

オルディーブの良さは日本人の髪をよく理解しています。年2回ミルボンが発表しているヘアメニューは均一に自然な染め上がりです。
くすみがないやわらかな質感を色で表現します。深みのある色調がすごくキレイです。
グレジュー(灰色)や、ベージュ(ブラウン)は他メーカーでは出せない彩度が素晴らしい。

色の種類は低アルカリから アディクシーまでラインアップを取りそろえています。
オルディーブで足らない部分はくすみ感がでる。特に白髪染めに赤味がでてくるので染料を改良してほしい点です。
ブラウン発色の良さは他メーカーにはない色の深みと質感を表現します。

●上のヘアカラー(オルディーブ)を使ったヘアカラーですが、色に深みと自然さが表現されています。
オルディーブのよいところは硬い毛とやわらかい毛の2種類に分けている点です。アンダートーンが日本人には赤と黄のメラニンが存在します。
アンダーに分けてヘアカラー剤が作用するので、色の発色が自然な透明感のあります。

2.染まり具合が抜群イルミナ・ニッチなアプリエ

スタイリストの間でも抜群の評判を呼んでいるイルミナは、光沢感とダメージを小さく、均一な染め上がりが抜群です。
アシスタントでもムラなく均一に染め上がります。くすみもなく寒色や暖色を表現できます。
とくに髪の硬い太い人には効果を発揮します。染め上がりにムラがでやすいからです。

●上のイルミナ(オーシャン)を使ったヘアカラー画像です。均一に寒色系に色が表現されています。
アシスタントから経験の浅いスタイリストでも染まるので、塗布した本人が錯覚するほどのムラのない染め上がりが特色です。

イルミナは他のヘアカラーとはちがい、髪のメラニンに働きかけ内部まで作用します。
オルディーブで足らない部分はくすみ感がでる。特に白髪染めに赤味がでてくるので染料を改良してほしい点です。
ブラウン発色の良さは他メーカーにはない色の深みと質感を表現します。

11LV~15LVまでのハイトーンヘアカラーに彩度を加える3剤式のヘアカラーです。
染料が濃くダメージを小さくしたアプリエは、10%のブリーチ剤を混ぜ透明感をプラス。ダメージのある人はACケアージュをプラス。
光に透き通った透明感がテーマの名のように、ブルー系の染料を強調したヘアカラー剤です。

やや、マッドに傾く発色がでてくるので、好き嫌いのある人には向かないヘアカラー剤です。
ミドル・グレーも同様でそこに調整が必要な気がします。

●上のヘアカラー(アプリエ)を使ったヘアカラーですが、透明感とツヤがテーマが特色です。
ターゲットはおしゃれに敏感な若い世代で、明るいヘアカラーを希望している人です。見ての通リブルー系でツヤも出ています。
ただし、髪の硬い人や太い人には、アンダートーンの関係で暗めの発色に、ここがウィークポイントですね。