シールエクステのレミー毛は本当はどうなのか?
見た目でも手触り感でもハッキリ区別がつかない
1.燃やせばわかるシールエクステの素材 2.レミー毛(人毛)とファイバー毛のちがい 3.シールエクステの良さ
ヘアエクステンションの業者のスタッフに、こんな耳打ちされたことがあります。
正直プロでもレミー毛とファイバー毛のちがいはわかりませんよ!スタッフに説明されたことがあります。
レミー毛とはいってファイバー毛が入っていることが一般的で、
100%のレミー毛は存在しない。価格の問題で日本に出荷される90%は中国で、レミー毛であれば問屋さんで厳密に管理する必要があるからです。
日本の業者とはちがい、比較的アバウトなところが中国にはあります。
日本製で100%レミー毛の場合は信用できますが、中国の場合は現地の加工業者が入るので信用できない。
レミー毛かそうでないかは燃やすことで明らかです。臭いや燃え方でわかるからです。
1.燃やせばわかるシールエクステの素材
レミー毛100%は理論的に燃やすと人毛が水分を含んでいるため、火の燃え上がりが人口毛に比べて悪く。
人毛の場合は基本プラスチックですので、燃え上がりが速く臭いも独自のプラスチック臭があります。
また、レミー毛とうたった商品でも人口毛が入ったタイプは、燃え上がりも速くプラスチック臭もあります。
その中でもレミー100%というのはほとんどありません。原因は人毛の単価がかなり高額であること。
1人分は多くて70本であれば70gから80gで単価は、サロンの価格でいうと日本で製品で入ってくる価格は、
1万5千円~2万円(中国での加工賃を入れると)を超す価格です。
では、なぜ業者のからがレミー毛と言って販売しているのかというと、ずばり美容室が買ってくれるからです。
この話は日本で一番規模の大きなエクステ業者から聞いた話です。
しかも1人りではなく2人の人から聞いた話です。
2.レミー毛(人毛)とファイバー毛のちがい
みなさんはレミー毛がカールや質感やツヤも良いと考えると思いますが、実際は熱に強いのもツヤが出るのも人口毛です。
特に巻いた時のカールの質感は人口毛のほうが良いです。レミー毛は髪を触ったときに冷たい感覚があり、
人口毛はサラサラした乾燥したような質感です。見た目もレミー毛はツヤ感は少なく、人口毛はツヤ感があります。
日本に入っているシールエクステはかなり流通していますが、その中でもエクステの流通量の多い業者さんは、
人毛と人口毛の割合は定かではありませんが、髪の密度から素晴らしい仕上がりのタイプです。
人口毛はサラサラした乾燥したような質感です。見た目もレミー毛はツヤ感は少なく、人口毛はツヤ感があります。*下の画像がそうです。
3.シールエクステの良さ
操作性がよく素早く装着できる。髪によくなじみ自然。他のエクステに比べスマート。
お客さまも時間がかからないので負担が少ない。欠点があるとしたら編込みとはちがい、
毛束をミックスできないなど、ヘアカラーの色と毛束の色を合わせる必要があります。
毛束が少ないのでショートで髪の多い人には、本数が多くなり費用がかさむ点です。
総合的にはシールエクステがおすすめです。出荷量は編込みから~シールエクステに逆転しています。