ダブルヘアカラーどう使い分けるカラー剤の特色
セカンドヘアカラーのシュチェションによってヘアカラー剤を使い分ける
1.アルカリと低アルカリ・中性・酸性によるセカンドカラー 2.酸化染料・塩基性によるセカンドカラー
ダブルカラーに使うセカンドカラーは透明感を出すタイプや、色を濃くするためのカラーによって使い分ける。
髪の状態や質感によって変化をつける必要があります。ブリーチオンカラーで求めらるいるのは、
ブリーチを生かしたクリア感のある色や、やわらかさのある色です。
それを生かすためには施術前の状態や、ブリーチ後のアンダーの見極めと、そこに乗せるセカンドカラーの配合や種類が大切です。
大手2社にひけをとらない人口毛を操る「ヘアループ」、自然でナチュラルは「シールエクステ」もヘアカラーと同時に施術もOKです。
不必要な色を打ち消したり、足らない色を加えたり、求める色を出すために必要なカラーの種類を選ぶ。
例:シルバーや白っぽい色は19Lebel以上で、黄味を削るくらいアンダーをリフトアップする。
19Lebel以上のお客さまは割合も少ないですが、8~10Lebel前後のお客さまなど応用がきくので理解する必要があります。
また、補色である赤・青・黄の色を入れ調整することで鮮やかさや、透明感、などの目的の色を表現する。
*ダブルカラーはハイトーンカラーと密接な関係があり理解することで、8Lebel~12Lebelにも応用ができる。
1.アルカリと低アルカリ・中性・酸性によるセカンドカラー
●アルカリカラー
アルカリ剤の1剤のペーパーはアルカリpH11で、低アルカリはpH6~7くらいです。
ダブルカラーはpHは12にもアルカリ度が上がります。一般的なアルカリ剤はリフト力があるので、
アンダーが抜け切ってなくてもある程度の色は出る。発色がよく彩度も出やすいが、
アルカリ度も高く髪のダメージも受けやすい。ブリーチ後は頭皮に刺激がおこしやすいので注意が必要です。
メーカーによってアルカリカラーの染料もちがうので、2~3社ヘアカラーメーカーのカラー剤があると目的の色も出やすい。
●低アルカリカラー
アルカリ剤は1剤と2剤の混ぜ合わせがよく、操作性もよく髪にもよくなじむ。
アルカリ度もほとんどないのでリフト力も上がらない、メラニンを削る力がないため補色を使いコントロールする。
基本の捕色は頭の中にいれ色をミックスする。
2.酸化染料によるセカンドカラー
●酸性カラー
髪の表面に着色するタイプ。色がぬけていれば色の発色がよい、色が抜けていないと色が見えない。
髪のダメージも少なく濃度も低いので、アルカリカラーのようなコントロールカラーには向かない。
髪の表面に着色するためツヤや髪触りもよい。染料が残りやすくブリーチなどリフトアップなど上がりずらい。
●塩基性カラー
色の表情が豊かで鮮やかな発色な色がでる。透明感からビビッドな色まで幅広い。
ハイトーンカラーのセカンドカラーなどに補色としても使われる。
色持ちは染料の中で速く色落ちする。キューティクルに色が残留するためリフトアップがしずらく、ブリーチも削りずらい。