メンズパーマためのパーマ施術方法

メンズパーマが嫌う頭のトップ部位にウェーブカールをプラス

1.男性のパーマの仕方と女性パーマの違い 2.男性のパーマ施術の方法

メンズパーマは手入れがしやすく、髪にボリュームを出すことが大切になってきます。
パーマをかけたことで動きや軽さ手入れしやすさが、気に入るとお客さまのほうからパーマをオーダーします。
お客さまから希望のヘアデザインを言ってくださるのは美容師にとってうれしいことです。

1.男性のパーマの仕方と女性パーマの違い

男性のパーマは2点ほどポイントがあります。男性の場合は頭のトップがペッタンコを嫌う。
トップには動きと毛束感がほしい!トップにボリューム感を出すには顔回りをタイトにしメリハリをだし、
シルエットをコントロールすることにあります。

【パーマに求めること「トップに動きと毛束」】
トップがペッタンコになることで、ボワッと横に広がるといった、男性の悩みをパーマで解決。技術的にはトップはオンザベースに引き出し、
髪の根元を立ち上げるのが基本。トップに立ちあがりと動きを出すことでスタイリングが楽になる。

【パーマに求めること「顔回りの膨らみをタイトに」】

トップにボリュームを引き出すためにも、顔回りのステムを下げてひし形のシルエットを整える必要がある。
顔回りをタイトにすることでメリハリのあるシルエットデザインが作れる。

ひし形のバランスも顔回りをタイトにするこでカタチが維持できる。
*ひし形のバランスは前から見ても顔が小さくみえ立体感も強調される。

【女性のパーマヘア】
女性のパーマの質感はカール感を求める人と、ウェーブ感を求める人にわかれる。
男性はトップ部位に動きを求め、女性の場合は一部のかかりずらい人や、強いパーマを求める人いがいは、ヘアデザイン性を求める人が多い。

*強いウェーブを求めるヘアスタイルも幅広くみるとデザインですが、パーマが強いとカットデザインが生かされない傾向に。

2.男性のパーマ施術の方法

円錐ロッド・・・根元は円周が小さく毛先は大きい。そのため根元と毛先のかかりが均一にかかる
メンズパーマは髪の根元に立ち上がりをつけるために、円錐ロッドの円周が小さいほうから巻き込むためにボリュームアップできる。
トップにボリュームでることで仕上がりもしやすい。スタンダードなロッドは毛先がチリツク傾向があるのでショートの場合は不向きです。

ウィビングスライスで無造作な動き・・・かっちとした固い毛束の動きではなくランダムな動きが出てくる
メンズのパーマデザインはトップのボリューム感と毛束の動きですが、ナチュラル感を出すために毛束を少しわけとるウィビングにとって、
巻くことでランダムな仕上げ感が表現できる。

毛束をペーパーで包んで束感アップ・・・スパイラルパーマをペーパーではさむことで、束感が得られ質感を出す。
この時に大切なことはペーパーに水分を湿らせ巻く、乾燥したペーパーで巻いても薬剤に浸透しないので注意する。
スライスを引き出しペーパーで毛先からスパイラルに巻くことで、ボリュームが小さな毛束感が得られる。