ヘアセットでつくる表現方法の生かし方
方向性や位置や質感によってイメージも変化し使いこなすことができる
1.ヘアポイントの位置によってイメージが変化する 2.タイトロープやカール感で印象を表す
女性像に対してのイメージでも大別すると、クール・ロマンティック・エレガント・シックと分かれ、シチュエーションによって変化。
タウンスタイルやヘアのシニヨンの位置によって、かわいい感じや大人っぽい感じに表現できます。
タウンスタイルをひとつとっても、クールはストレート、フワフワカーリーはガーリー風で愛らしい雰囲気、ウェーブは華やか上品、
毛先をワンカールするとシックなイメージに広がります。その他にハーフアップやサイドアップも表現は変化します。
ヘアセットをもうすこし具体的に説明していきます。
1.ヘアポイントの位置によってイメージが変化する
ローティンの代表的なアップヘアはポニーテールですが、その位置をハイウェイトのおだんごアップにすることでキュートな印象に。
カールの強さもウェーブを細かくすることでかわいい感じが強調されます。ポイントの位置がずれることでイメージも半減します。
細かなウェーブをベースにそのまま編んでいくとかわいいらしさがアップします。
*キュートな質感 細かなウェーブにそのまま編むことでキュートなイメージが強調されます
ツヤぽっさを感じるエレガントヘアはポイントはつむじの延長線上に、ポイントがすこしでも高くなるとロマンチックな印象になるので注意が必要。
いわゆる緩ませるように指先でつまんでほぐす、くずし過ぎには注意が必要です。
サイドロープから上から下にゆるませ毛流れをだし編むとよい。
*エレガントな質感 バックポイント付近に設定し、毛流は流れるように髪の表面は緩ませる
顔のカタチに合わせるクール系ヘアは、シャープな顔立ちの人だけに合うのではなく、顔が丸い人などにも合わせやすい。
ポンパドールの縦長シルエットでクールな印象に、前髪は逆毛を入れて高さを出す。
バックのカールは横に広げず、シャープ感を。横にボリューム出るとクールなイメージではなくなるので気をつけましょう。
*クールな質感 リーゼント風シルエットでクールな印象を与えます
2.タイトロープやカール感で印象を表す
アイロンカールに動きやタッチの仕方によってイメージが変わります。ガーリー風の場合は細かくほぐすように、
エレガントはソフトに崩していく、シックはまとまり感を残すなど指先のタッチでイメージが広がります。
カールの崩し方によって子供っぽくなったり、女性的なグラマスな印象や、大人っぽい上品・洗練されているなど変化できます。
*カールのくずし方ひとつで女性の幅が広がります。
タイトロープひとつとってもバリエーションが豊富に変化つけが可能です。サイドロープは編込み以上に使いこなすことで幅も広がります。
ストレートに編込めばストレートなタイトな印象に、細かく編めばガーリー風のかわいらしさを、ソフトに編めば上品な感じに、
まとめて編みば上品な印象を表現できます。
*タイトロープひとつで幅の広いイメージを伝えることができます