ストレートパーマアイロン&コームスルータイプ

髪のタイプやデザインによって使いわける

1.コームスルータイプ 2.ストレートアイロンタイプ

ストレートパーマは最近はストレートアイロンを使うタイプでない、コームスルータイプのストレートが増えています。
要因はコスト(価格がアイロンより安価)と施術時間が短い、ヘアデザインにストレートがあっている、髪のダメージが少ない人はストレートでも十分です。
アイロンタイプは剛毛で水を濡らしても元に戻らないほど、クセの強い人はアイロンタイプがおすすめです。

ストレートパーマがコームスルータイプが増えてきているのは、水を濡らせばクセが出ないような軽いクセの人に合っていて、
単純にパーマを落とすために希望する人が希望するようです。

1.コームスルータイプ

ストレートパーマは通常のコールドパーマと同じで、1剤の還元剤によって切断し、2剤で酸化再結合します。
この状態が曲がった状態や、ストレートの状態かのちがいで、ストレートパーマは伸ばした状態が保ちやすいよう粘状や乳粘状ではなく、
高粘度状かジェル状のものが多い。

コームスルーする場合は、1剤のオーバータイムや酸化不足(2剤はたっぷり塗布)を起こさないことが大切です。
コームスルーする場合も無理に力を入れて引っ張ることや、新生部に必要以上に1剤を付けすぎないこと。

新生毛の2cmくらいは薬剤は空けて塗布し、毛髪の切れ毛や状態によって断毛することもあるので注意する必要がある。
また、コームスルーする場合はアイロンで伸ばすよりも、薬剤のパワーが強いので、1剤の塗布や放置時間を置きすぎないこと。
アイロンタイプには裏面に「アイロン使用」と記載されているのは、ストレートパーマ剤よりも弱く作られています。

2.ストレートアイロンタイプ

ストレートアイロンを使用する場合は、粘度の高いタイプではなく、ややゆるめの粘度タイプが適している。
ストレートの場合はアイロンの熱によってストレートが維持されるため、顔に垂れない程度の粘性で十分効果があります。
熱を使うアイロンタイプはやや薬剤のパワーが弱め、熱と薬剤の力でストレートを維持します。

アイロン操作を行うストレートは、1剤の軟化を見極めて時間を置きすぎないようにします。
アイロン操作も大切で必要以上に力を入れたり、アイロンスルーの回数を制限すること。

また、1剤後のドライも気をつける、ドライヤーで乾かしすぎて乾燥した状態で熱を加えることでダメージを助長する。
髪質によってスライス幅や、スルーの回数(根元は2-3回・毛先は1-2回)、髪の硬さややわらかさによって力も加減する。

加温温度も硬く太い場合は、180°度以下で軽いテンションでスルーし、やわらかく細い場合ノーテンションで150°度前後で行います。
新生毛のスルー回数は2–3回で、ダメージのある既存毛は1-2回でノーテンションでよい。*2秒以内のスルーでOK
髪を乾かし過ぎの場合熱変性が起こりやすいので、やや、水分を残すくらいでアイロンを行うことが大切です。

〇ミルボンネオリシオアイロンプレス仕様
ネオルシオの優れた点は熱凝縮を抑制する「NAcグルコサミン」を発見したミルボンの一番のウリ!
タンパク変性をやわらげる働きがある、髪というのはダメージによって硬くなる。*卵をフライパンで硬くなことが、髪にも同様におこるタンパク変性

香りもストレート剤のネックでしたが改善し、日本人が好きなフルーティーな甘い香り。
1剤-2剤ともに液だれもなくしっかり吸着する。ストレートにしやすい薬剤効率の良さ。