オーガニックの意味と国際認証団体の存在

オーガニックには奥深い意味と自然環境を守ることを伝える

1.ヘアケアとしてオーガニックの知識を深め伝える 2.ヨーロッパの文化を垣間見られる側面がある

日本人の多くはオーガニックはと聞くと、「有機栽培」無農薬に化学肥料を使わないことと答える人が半数くらいでしょうか?

2割くらいの人は答えられない人もいるのが実情です。実は、オーガニックはプロであるスタイリストより、

一般のオーガニックに興味のある人が1年間で3万人の人たちが、オーガニック協会の資格試験を受講しています。

オーガニックについての理解や知識は、プロでも限られた人しか知り得ません。

今回は、ミルボンから発売されているビィラロドラを通じてオーガニックの意味と国際認証団体を考えてみました。

 

目次

1.ヘアケアとしてオーガニックの知識を深め伝える

2.ブリーチから大人世代のメニューまで


1.プロとしてオーガニックの知識を深め伝える 


今回ご紹介する「ビィラロドラ」はイタリアでヘアケアの商材だけを取り扱ったオーガニックメーカーです。

ケモン社の会社のロゴは本社工場の屋敷をそのままモチーフにしたものになっています。社長さんも2階に現在も住んでいるそうです。

東京ドーム6個分の広大に農園によって作られた植物や果物などを栽培し、ビィラロドラの原料にしています。

Kemonケモン社の素晴らしいところはヘアケア中心に絞って商品を作っている、ICEAイチェア(オーガニック認証機関の承認を受けている。

化粧品分野で、植物原料の使用を推奨する認証

〇オーガニック成分あるいは野生植物成分の使用 〇製品そのもの、パッケージ両方において、環境に負荷をあたえることが疑わしい材料の不使用

〇アレルギー、刺激性、あるいは健康被害の可能性が考えらられる植物由来成分の不使用

〇不必要なパッケージングを減らすこと、あるいはサイクル不可能物質を減らすことで環境影響を縮小する

原料を選ぶ側に、私たちを導く基準は以下の通リです。

■皮膚に強い影響を与える洗浄剤 ■発癌性およびその疑いがある物質 ■動物の命を奪う動物由来成分 ■アルミニウム及びシリコーン誘導体

■石油系界面活性剤 ■ホルムアルデビド、ハロゲン化合物などの防腐剤 ■パラヘン ■合成染料 ■紫外線吸収剤 ■他に代替可能な化学原料

■遺伝子組み換え原料、放射線照射原料

*合成染料と書かれていますが、合成染料とはいっても広くわかりずらいですが、人体や環境など害になる物質を禁止

日本では販売されているなんちゃってオーガニックは、ICEAを認証していないヘアケア商品です。


2.ヨーロッパの文化を垣間見られる側面がある


ヨーロッパの中ではCOSMOS認証には、ICHA(イタリア)、エコサート(フランス)、コスメピオ(フランス)、BDIH(ドイツ)、

ソイルアソリエーション(イギリス)が、原料の生産から最終製品まで一貫した新たな認証団体として新たに統一団体として「COSMOS」を設立。

日本とはオーガニックの歴史がちがい、中国の漢方薬の歴史と似たようなものがオーガニックにはあります。

古くから傷やケガなどで処方する。アロエ(切り傷ややけど、かぶれ、肌の炎症などの緩和に利用する)。

ツボクサはヨーロッパやアジアなど全域ににアロエベラにも含まれているサポニンを含む植物です。(アトピー、かんせん、肌荒れ、やけど、切り傷などの肌トラブルの緩和)。

ヨーロッパではこのような野生植物からエキスから、薬効成分から体の病気やケガなど幅広く使われている歴史があり、

そんな歴史において植物・食品・農業・畜産など広くオーガニックの考え方が定着しています。

日本も東京オリンピックもひかえ草食主義者(ベジタリアン)の外国人も多く来日しますが、その根底にはオーガニックの考え方にあるような気がします。