ブリーチ剤を髪質やヘアデザインによって使い分ける
硬く多い毛量はパウダータイプ、やわらかいい毛髪はクリームタイプを使用
1.パウダータイプ 2.クリームタイプ
ハイライトやバレイヤージュなどは、2回~3回と来店していただくのが理想ですが、
お客さまの都合で来店できな場合もあり、1度ないし2度の来店でダブルカラーやハイライトなど、
全て施術を要求される場合など、ブリーチ剤の使い方を知ることで施術がスムーズにすすみます。
目次
1.パウダータイプ上級者
2.クリームタイプ初心者~全般
1.パウダータイプ上級者
■素早くテンポよくリズミカルに塗布
パウダータイプは塗布したとたん発色が始まる。
速乾性タイプでアシスタントや慣れないスタッフが、行うと失敗するブリーチ剤です。
逆にマイナス面をプラスに変えられるブリーチ剤でもあります。
手早くリズミカルに均一に染めらる訓練を行えば、髪が硬い人や、
染まりが悪い人にも時間短縮が可能でブリーチ10Lebelもアップします。
リフトアップのスピードが速く、5分で10Lebel、10分で12Lebelになっている。
5分でこれだけ明るさが変わるのは塗布する際のスピードが大切です。
最終的には17Lebel~18Lebelくらいまでリフトアップする。
2.クリームタイプ初心者~全般
■時間が計算できる一般的なブリーチ剤
薬剤の作用がパウダータイプに比べてやさしく、計算できるので需要が多く使いやすい。
初心者からベテランまで幅広く計算ができて失敗することも少ない。
パウダータイプの場合は根元をためてつけることで、新生毛のリフトアップのため修正が効かなくなる。
クリームタイプは粘性もあり、塗布しやすく時間的な余裕が生まれる。
そんな使いやすさもあって、初級スタイリストからベテランまで幅広く使われ、
一般的にブリーチ剤の主流になっています。
クリームタイプは20分~30分放置すると1Lebelくらいまで追い付く、
最終的には15Lebel~16Lebelくらいまでリフトアップする。
●ライトナー
ブリーチ剤の他の2つに比べ穏やかに明るくなる、最終的には13Lebelくらいまでリフトアップする。