アルカリ剤による髪の膨張を防ぐ
レブリン酸を希釈したものを水スプレーでかける
1.アルカリの膨張を防ぐ「レブリン酸」
アルカリ剤の話は後に・・・「ロレアルオイルカラー」は素晴らしい。
アンモニア水、重炭酸アンモニア、モノエタノールアミンはバランスによってちがいます。
ロレアルのオイルカラーはアンモニア無配合のなのに、オイルの成分60%をキープ。
毛髪のキューティクルは親油性で、毛髪内は親水性を利用しオイルを使っています。
キューティクルは髪の外側に膜を張って外に栄養を逃がさないように、
水は外側に出られなくなって、水はオイルから逃げ出そうとする。
髪は親水性のため、水と栄養は髪内部へ効率よく浸透していく。
国内のヘアメーカーではロレアルほどのものは作れないですね。
今回のアルカリ剤と膨張を防ぐ方法を考えてみます。
目次
1.アルカリの膨張を防ぐ「レブリン酸」
1.アルカリの膨張を防ぐ「レブリン酸」
■クチクラ「アミノアシッド」ヘアカラー用のレブリン酸
アルカリ剤の目的は毛髪内で作用することが目的で、この時に髪が膨張しキューティクルが裂け、
ダメージのある毛髪は裂けた状態に、健康毛であればほぼ問題はありませんが、
そこで前処理に5倍ほど希釈したものをスプレーするだけで修正し、
さらにヘアカラー後10倍希釈しバブリングするとストレスを軽減し、
アルカリ残留やカチオンによる頭皮のかゆみを防ぐ予防や刺激を緩和します。
クチクラ「「アミノアシッド」ヘアカラー用のレブリン酸」HPこちら⇒
コメント・・・
美容師はメーカーに伝えたものだけを使うのではなく、
成分と目的について成分を検証する知識が必要だと考えます。
それには薬剤の知識や勉強をする大切さを身にしみて感じます。