髪の疎水性と結合水の関係

キューティクルは疎水性毛髪内は親水性

1.髪の疎水性について 2.髪の結合水について 3.髪の疎水性を高める18MEA・脂肪酸

人間の体は外からの刺激や温度変化など一定に保たれてでききていて、

体内外の刺激や体温を保てるようできています。

いまの時期は雨が多く湿気が多く,水によって体温が下がりますが髪が下がらないようになっています。

 

髪の毛の生え方や疎水性であるキューティクルが体内を守るようになっていますが、

そんな頭と髪の構造についてまとめてみました。

目次

1.髪の疎水性について

2.髪の結合水について

3.髪の疎水性を高める18MEA・脂肪酸


1.髪の疎水性について


■「旋毛」つむじとキューティクルの関係

肌や髪の表面や毛髪内部(コルティクス)は疎水性が望ましい。

人間の体の中には体毛や髪で体が守られている部位があり、

わきの下、陰部、頭には多くの体毛に守られている。

 

とくに頭は人間の体の中でも脳があり急所です。

ヘルメット(ガードする)とはいかなくても頭毛の部位は髪が多く存在します。

髪の一番上の部位には旋毛がうずまきのような構造になっていて、

 

2足歩行の動物で、梅雨の時期など雨が多く降り、頭皮が湿って体温が下がると、

脳のダメージを負うことになります。そんな理由がある頭のうえの高い部位に旋毛があり、

スパイラル状に水をはじき落とす構造になっています。

 

理論的にも疎水性であることが考えられます。


2.髪の結合水について


■結合水と意味と薬剤との関係性

髪の中に含まれる自由水12%~13%存在し、そのうちの結合水5%~7%といわれています。

この結合水はトロミかかったものでタンパク質や水素結合をそなわっています。

結合水-40℃以上で凍結。230℃で蒸発。水であるタンパクと結合しているために自由水を嫌う。

 

自由水(水・ミネラルウォーター)はー0°以上で凍結。100°以上で蒸発。水同士中が良く、

結合水いがいの水と混ざりあう。

薬剤の中のヘアカラー・パーマ・処理剤はすべて自由水で製造されることから、

 

それらを髪の内部(キューティクル・コルティクス)が入ろうとすると結合水がバリアを張ります。

そこで、アルカリ剤(アンモニア、モノエタノールアミン,重炭酸アンモニア水)などが作用し内部に侵入。

キューティクルが開きコルティクス内のタンパク質が流出し、

 

髪の弾力やツヤなど滑らかさも失われてしまいます。

還元作用によって、髪の栄養分やヘアカラーの染料が簡単に流れでてしまい、髪の傷みを引き起こします。


3.髪の疎水性を高める18MEA・脂肪酸


■のり巻きの中のごはんの部位が18ME脂肪酸です

髪の表面に含まれる18MEAという脂肪酸(疎水性)は、

内部が壊れはじめると他の脂肪酸も壊れ始めるといわれています。

キューティクルとコルティクスの間の流出する疎水の元でもある脂肪酸が流出、

 

または、壊れはじめ外部からの水の侵入、または水による内部成分の流出が起こることから、

常に疎水化をおしすすめる必要があります。

また、内部にさまざまな有効成分を、

 

入れてもふた(疎水性)が存在させない限り内部にはに留まることは不可能である。

今回の「髪の疎水性と結合水の関係」はクチクラの代表でもある。

一木登紀男氏の処理剤からカール剤など研究し販売してる内容が基本になっています。

 

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