国内にあるヘアカラーメーカーの特色
ウエラ-ロレアル-ミルボン-ホーユーの特色
1.イルミナとオイル(イノア)カラー 2.ミルボン(オルディーブ)とホーユー(イノア)の歴史
国内のヘアカラーメーカーの競争が激しく、ヘアサロン専売品の特色を出すことで、しのぎを削っています。
ウエラ(本社ドイツ)はアメリカコスメ関係大手のP&Gに買収され、
つい最近も別の会社に買収されていましたね。
※イルミナなど大ヒットしてはいますが–
ロレアルは世界の化粧品会社としては別格で2017年には3兆円(世界一)の売上がある。
国内のミルボンは200億円でホーユーは400億円です。
ヘアカラーの製品と会社の安定度や規模は関係ないように考えられますが、
商品のちがいは商品品開発費などで質などで大きくちがいがあります。
目次
1.イルミナとオイルカラー
2.アンダーコントロールテクニック
1.イルミナとオイルカラー
■イルミナは中間色で発色が良く、オイルカラーは中明度が鮮やかで画期的
「イルミナ」は寒色系と暖色系にわけられたヘアカラー剤で、
最近はマッド系の色も発売されましたが中間色ベースのヘアカラー剤です。
アシスタントからデビューしたてのスタッフでも均一に染まるヘアカラーです。
デメリットはブラウンやウォームなどの第2原色の色が表現できない点で、
さまざまな色が表現できない点で、色をミックスして使うには同系色や補色に限ります。
「オイルカラーiNOA」中明度のラインナップを取り揃えてメニュー構成で、
種類も少ないのが特色で白髪染めやアルカリカラーを混ぜて使います。
種類が少ないないですが、色のバランスもよく同系色や補色をスタイリストが色を作ります。
オリジナルの色を作れるイノアなので、カラーの知識が必要なスタイリストが扱うタイプです。
補色で色を作ったり8Rebelの色はライトナーを混ぜて、8Rebelの明るい色も表現できます。
イノアの大きなターニングポイントは「オイル60%」配合されている独自の技術です。
触り心地やツヤも素晴らしい質感に仕上がります。
ついこのあいだもオイルカラーイノアをHPで、宣伝しお客さまが商品が帰ってしまいました。
ロレアルも本気で宣伝費をかけプロモーションをかけています。
2.ミルボンとホーユー
■ヘアサロンのミルボンオルディーブと市販に強いホーユーです。
冒頭でも説明しましたがミルボンは200臆円で、ホーユーは400臆円でいずれもあるいみこれから、
市場に開拓する化粧品会社です。ミルボンのスタートは主商品はカーラーからスタート。
ホーユーはカネボウの商権を買い取り売上のアップも狙っています。
ミルボンはほとんどの売上をサロン専売品に絞った経営展開を行っているので、
美容師のミルボンの認知度も大きいのはそんな理由が隠されています。
商品を開発するのにあたっては、美容師の話を聞きながら商品を作るスタイルです。
「オルディーブ」の年2回ほど発売されているカラー剤は、
トレンドを意識し美容師とミルボンが開発して手法なので、
色の発色などトレンドを意識した商品で使いやすいし実際売れています。
デメリットは研究開発費に多額なお金をかけられない点です。
そういった意味ではロレアルのように世界的な科学者が開発した商品がきない点です。
iNOAはまさにロレアルしかできない商品でしょう。
「アプリエ」は第三のヘアカラー剤ということで発売されましたが、
ホーユーの思惑とはちがい売上に結びついていないようです。
ブリーチをぜずにハイトーンの色が表現できるをテーマに作られたカラー剤です。
繰り返しヘアカラーをしている人であれば使えるアプリエですが、
バージン毛や髪のメラニン量が多く硬い髪質にはムリがあります。
寒色系のハイトーンはまず出ない配色です。しかも1回の施術で色は表現できません。
ホーユーがヘアサロンで評価できるのは「ダニエルギャルビン」のホイルワークです。
ホーユーがホイルワークの技術を本場から日本になかったら、
いまのようなホイルワークは浸透していなかったように思う。