毛束でヘアカラーチャートを作る方法
ブリーチ毛とライトナーでアンダーを作る
1.人工的にアンダーを作る方法 2.お客さまに見せるサンプルの作り方
ヘアカラーのセミナーに参加することが意義がありますが、
帰ってから復習することでヘアカラーの色味がわかりますし、お客さまにサンプルとして説得力があります。
ただ、それには人工的にアンダーを作る必要性が出てきます。
人口毛をどこで買って、どのメーカーのヘアカラーセミナーがいいか教えちゃいます。
目次
1.人工的にアンダーを作る方法
2.お客さまに見せるサンプルの作り方
1.人工的にアンダーを作る方法
毛束の場合はアンダーをブリーチやライトナーで作ってみましょう
■色を取り除くテクニック
ブリーチは(希望の明るさまで時間を放置)ライトナーは15分と置きます。
アンダーカラーをつくる方法は2種類あり、
プレライトニングもプレブリーチも毛束に染毛しチェックし色の明度や彩度をチェックします。
〇プレライトニング・・・本染め前に行う明度調整 脱色効果 弱(2レベル以内)
〇プレブリーチ・・・本染め前に行う明度調整 脱色効果 強(2レベル以上)
プレライトニング
●希望色に対して明りにくい場合
●グレイカラーが全体にありコントラストついた場合に
プレブリーチ
●より明るさがほしい場合
●毛髪のメラニンを取り除きたい場合
ウィッグに染めて明度や彩度をチェックする。
ネトワヤージュ(弱い)とデカバージュ(強い)ライトナーやブリーチで時間を置いて除染する。
ウィッグを使いアンダー部分を(除染)を人工的に作り上げる方法です。
〇ネトワヤージュ・・・ライトナーに10分間~30分間放置する
〇デカバージュ・・・ブリーチ剤に10分間~30分間放置する
ホームカラーを繰り返し毛先部位に染料が溜まって、色が暗くなったり、こめかみ染まりやすい、
部分的に白髪が集中的にある部位に明度や色味補正を行う。
■色を取り除くテクニック
希望色や暗めの色の明度と、部分的に色味を補正する。
プレピグメンテーション
●部分的に(こめかみ部位)・部分的に明るくそまりやすい部位・グレイが集中的な部位
プレコロラシオン
●部分的に色味を補正・強調したい人に
除染しながらアンダーをつくり、明度や彩度を調整して色のバランスを整える。
毛束やウィッグを使いメーカーによるヘアカラー剤を調べたり、色を作りだすことで明度や彩度をコントロールする。
一番はお客さまに実際に説明し確認できるので、毛束などでヘアカラーの特色をみることが必要です。
2.お客さまに見せるサンプルの作り方
■インターネットで毛束を調べ購買する
サンプルが必要性があるのですが、ディラーで買うかインターネットで買うか迷いますが、
私は「(株) 毛束屋」ホームページこちら⇒
毛束屋さんは毛束ももちろんですが毛束を整理する。毛束セットが買うことができるので便利です。
ディラーやインターネットですと毛束だけの販売が多く、整理もしずらいので毛束屋さんは便利です。
第一章でのヘアカラーチャートの作り、毛束をメーカー別に整理することで、
メーカー各社もヘアカラーチャートではなく、自前でヘアカラーを作ることで理解も深くなる。
種類としてはアンダーを除染した毛束や、グレイ(白髪30%-50%)ヘアの毛束で染毛することで、
より理解度が深まります。