初歩的なパーマ巻きの基本と注意点
均一にパーマをかけるにはどうしたいいのか
1.水巻から~つけ巻きの基本 2.パーマは巻き方ではなく薬剤の塗布と中間リンス
ちょっと前までのパーマの定義は「感覚的な要素が強い」といわれ理論は重視しなかった傾向があり。
カットは幾何学的なシャープラインが、計算されたカタチを表現できます。
現在は薬剤の進歩と法律の改正により幅広いパーマ剤が使えるようになりました。
そのため種類が少なかった時代に比べ薬剤コントロールがしやすくなっています。
チオグリコール酸やシスティン系しかなかった時代から、
いま、薬剤の中心はシスティアミンで髪のダメージが少なくなりコントロールしやすい。
目次
1.水巻からつけ巻きの基本
2.パーマは巻き方ではなく薬剤の塗布と中間リンス
1.水巻から~つけ巻きの基本
■水巻などでコントロールするタイプや、さまざまなタイプを使う
水巻は髪が傷んだ乾燥している髪質や、かかりやすい髪質などにコントロールしやすい。
水巻の気をつける点は薬剤の付けムラや、髪を乾燥させない点です。
乾燥も水分が不足すると薬剤の作用が弱まりまり均一なカールがでない、
対処法としては水スプレーをしっかり付け、ペーパーにも水をしっかり濡らす必要があります。
●水巻のメリット
1.かかりやすい毛質からクルクルにならないようにできる
2.コントロールしやすい。
3.ダメージが小さい
●水巻のデメリット
1.髪の乾燥によってカール感が不均一にかかりに
2.薬剤の付けムラでカールがかからない
などいくつかのデメリットがあるのでマイナス面をチェックし、
水巻はコントロールしましょう。
■つけ巻きのポイント
薬剤をつけて巻いた場合気をつける点は、ロッドの輪ゴムの留め方は毛髪に後が付かないよう留めてください。
テンションの力などでかかり具合も変わりますので、なるべく一人巻きで行うようにしましょう。
パーマのかかりを弱めにした時は、2剤の時の輪ゴムをずらし緩ませることでコントロールが可能です。
1剤の時にコントロールするとパーマが不安定になります。
■2還元式のラミダスパーマはおすすめです 「クチクラ」ラミダスパーマ
一般的なシスティアミンは1還元式が普通ですが、クチクラさんから発売されている。
2剤還元式は髪に負担が軽い、小さなディーラーさんの工場を持っている「クチクラ」さんの薬剤は、
1剤はチオグリコール酸2%前後と、システィアミンも2.7%を使用します。
中間処理剤は途中でマレイン酸とレブリン酸を希釈したタイプを使用し、
システィアミン1剤還元式でも十分にパーマがかかりますが、2還元式であればコントロールもしやすいです。
ラミダスカールホームページこちら⇒
1.パーマは巻き方ではなく薬剤の塗布と中間リンス
■ヘアデザインに合わせた薬剤が開発がテーマ
いまのパーマはウェーブではなくヘアデザインをいかしたカールが主流で、
弱めでもパーマの持ちや手入れデザインがポイントです。
ヘアデザインは強めのスタイルもなくはないですが、ヘアを活かすにはやわらかな質感やラインを表現するには、
巻いたような質感や、ナチュラルなかわいいイメージを求めるデザインが大切です。
巻き方などにこだわりスパイラル状に巻いたり、サポート巻きであったりしますが、
ワインディングで大切なことは巻きかたはそれほど重視しなくてもよく、
すこし角度をつけたり斜め巻きなどで十分で、スライス幅を正確にロッドでコントロールします。
パーマはかからなくては意味がないので、中間処理剤や中間水洗などパーマに強く影響する作業を行う。