40代~50代の髪質が変わる理由について
個人差はありますが髪質は年齢とともに細くクセ毛風に変化します
1.頭皮の皮膚が薄くなり血行が悪くなる 2.毛髪は水分と脂質の細胞が年齢によって脂肪分が増える
お客さまの中に若い時には硬くてどうしようもないのに、年をとって髪も細くクセ毛になってしまった・・
と、なげく方が多いですが理由はありますが、年齢とともに頭皮が薄く血液の循環も悪くなり、
毛母細胞に栄養が供給されなくなり髪も細くなってくせ毛になるわけです。
目次
1.頭皮の皮膚が薄くなり血行が悪くなる
2.毛髪は水分と脂質の細胞が年齢によって脂肪分が増える
1.頭皮の皮膚が薄くなり血行が悪くなる
■個人差があるものの年齢が重なるごとに変化する
みなさん知っての通り顔と頭の皮膚はひとつにつながった組織で、「帽状腱膜」といってマスクのような構造になっており、
マスクの布が皮膚で栄養を送り込んでいます。年齢を重ねるごとに血管も弱り細く変形し、
毛母細胞に栄養が少ない供給量となって毛髪が細くなっていきます。
体の中で皮脂の分泌が多いのは頭皮ですが、皮膚の構造である真皮が薄い部位でもあります。
頭の皮膚が厚いと頭に傷をおおった場合に、出血が多く危険を及ぼします。
真皮が薄いマイナス面を毛髪によって補っていることも考えられます。
50代のヘアケアは頭皮のヘアケアするタイプの売上が伸びているのもうなずけます。
販売が好調な商品は資生堂「アディノバイタル」アドバンスト スカルプエッセンス(薬用育毛エッセンス)です。
パミロール「クレイセル」など頭皮のエッセンスでは老舗のメーカーです。
頭皮の状態をよくするには地肌のエッセンス系のローションがいいでしょう。
シャンプーやコンディショナーも同じメーカーのタイプを使用することで効果もアップします。
安いヘアケア商品ですと毛根に皮脂や汚れがたまりやすく頭皮に良い影響がありません。
他には質の高い睡眠や体や年齢にあった運動が、代謝を活発に皮膚組織にもよい影響を与えます。
食事もファーストフードや油っぽいものや、不規則な食事はできるだけさける必要があります。
頭皮の健康状態をよくするには体の内と、外での適切に行うことで頭皮環境が改善できます。
2.毛髪は水分と脂質の細胞が年齢によって脂肪分が増える
■若いときは毛髪は水分と脂質の細胞がバランスよく構成されている
毛髪のタンパク質で出来ていますが、若い頃は水分の割合も多く髪もまっすぐな状態ですが、
年齢とともに徐々に脂質の割合が増えクセ毛などの原因に、クセ毛は脂質が増えることでねじれたように生え、
水分が多いと弾力が出てまっすぐに毛も生えてきます。
白髪の原因も脂質が増えてくる年齢を重ね、ヘアカラーは染まりづらく、パーマはかかりづらく、
水分は多い若い時はヘアカラーもパーマも色も毛触り感もよい。
毛髪の細胞バランスを崩す原因としては、不規則な飲酒や暴飲暴食や、外食など脂っこい食事など、
脂質が髪の細胞にまでいってしまうので、食事のバランスを整えることです。